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西武8000系・小田急8000形乗り比べツアー列車を撮影する その2

5月25日の撮影記です。

西武鉄道のサステナ車両、8000系のデビューを記念して、西武鉄道8000系と小田急電鉄8000形を乗り比べるツアー。2日目は、西武トラベル主催で、新所沢駅からのスタートとなる。前日に引き続き、撮影に出掛けた。

ツアーの出発駅である新所沢へ向かう際、偶然にも2507F+2051F充当の列車に乗り合わせた。折り返しを航空公園駅で撮影した後、新所沢駅へ向かうと、下りホームの本川越方には、既に多くの鉄道ファンが待機していた。2番ホームの発車案内器を見ると、8時32分発の本川越行きの下に「臨時」表示を発見。8000系のツアー列車は、間違いなく、2番ホームからの発車する。となると、ここから本川越方面へ向かうのは間違いない。渡り線を通過してくるシーンは、昨日撮っているし、これだけ人が多い中、無理して撮る必要もないか。そんな事を考えていたら、8時32分発の本川越行きが到着。車内からの前面展望がしやすい30000系だったので、新所沢駅で8000系の入線シーンは撮らずに乗車。南入曽車両基地から出庫してくる8103Fを、車内から撮影することにした。

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南入曽信号場で待機する8103F。(2613列車の車内から撮影)

8時34分、乗車中の2613列車が、南入曽信号場に差し掛かると、8103Fが停車していた。タイミングを見計らって、車内から停車中の8103Fを撮影してみた。

私は、そのまま2613列車に狭山市まで乗車。ここで8103Fのツアー列車を待つことにした。

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10000系の回送列車。

8時45分、踏切が鳴り出したので、8103Fのツアー列車かと思ってカメラを構えたら、10000系の回送列車だった。時間帯からして、本川越駅9時00分発の特急「小江戸66号」に充当するための送込み回送と思われる。

この時点で、狭山市駅で待機していたのは、私の他に1名と言う状況だった。しかし、8時51分に後続の本川越行きが到着すると一気に人が増えたので、ここへ先回りしていたのは正解だった。

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狭山市駅に入線する8103Fのツアー列車。

8時54分、8103Fによるツアー列車がやって来た。ツアー列車は、狭山市駅を通過するかと思いきや、なんと停車した。そこで、入線シーンを撮った後、ホーム上を移動。

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狭山市駅に停車中の8103F。

下りホーム停車中の様子を撮影しようと足を止めると、上りホームの良い位置に狭山市駅の駅名標を発見。8000系と狭山市駅の駅名標を絡めて撮影することが出来た。

更にホーム上を歩き、ホームの先端まで行っても、8103Fはまだ停車中。ホームの先端から、走り去る8103Fを撮ろうと待機する。8時58分、ツアー列車が狭山市駅を発車したが・・・

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狭山市駅を発車。一路、本川越へ。

タイミングが良すぎると言うべきか、20102Fによる急行西武新宿行きが来てしまった。まあ、上手い具合に並んでくれたから良しとしよう。

この後、2507F+2051Fによる快速急行本川越行き1601列車を撮るため、新所沢へ戻ることに。1601列車と、8103Fのツアー列車、どちらが先に新所沢に来るか。先に来たのは、8103Fだった。

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新所沢駅3番ホームに入線する8103F。

1601列車撮影のため、下りホームの西武新宿方先端にいた私。ここでの優先は1601列車だったので、8103Fの入線シーンは、あまり立ち位置を変えず、記録程度に撮影。

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新所沢駅を発車。小平方面へ向かう8103F。

8103Fのツアー列車は、新所沢駅で3分ほど停車したので、もしかしたら1601列車と並ぶんじゃないかと期待したが、結局は、1601列車が若干遅れていたため並ばず。9時33分、8103Fのツアー列車が新所沢駅を発車。後追いで撮影してみた。そして、この撮影から僅か1分後、2507F+2051Fによる1601列車が新所沢駅に到着。8103Fのツアー列車とは、お隣の航空公園駅付近で並んだようである。

1601列車撮影後、8103Fのツアー列車を追跡する。この日、実は、ツアー列車に知人が乗車しており、この後は、玉川上水車両基地へ向かうと連絡が入っていた。そこで、私も玉川上水へ向かうため、新所沢駅9時37分発の急行西武新宿行き2640列車に乗車。東村山駅で、国分寺線に乗り換え、小川へ向かおうとしたが、2640列車の東村山駅到着が9時45分。国分寺行きの発車も9時45分と言う事で、乗り継ぐことが出来ず、ここで痛い10分待ちとなった。この接続の悪さ、何とかならないものか。

まあ、慌てても仕方ない。8103Fが玉川上水へ向かうためには、小平駅の折り返し線に入って、1番ホームへ転線と言う方法が考えらえれるが、この時間帯だと、多摩湖線の9000系が回送で入線している筈。と言う事は、小平駅ではなく、田無駅での折り返しか?であれば、時間的に余裕がありそう。

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東村山駅2番ホームに入線する2047F。

この先の予想をしながら待っていると、ヘッドマーク付きの2047Fが入線してきたので撮影してみた。撮影後、国分寺行きに乗車。9時58分、小川駅に到着したのだが、私がホームに降り立ってから5秒後には、8103Fのツアー列車が入線。予想よりも早い到着。このタイミングでは、流石に入線シーンを撮ることは出来なかった。X(旧Twitter)を確認すると、8103Fが小平駅の折り返し線を使って折り返したため、多摩湖線の9000系は田無まで回送したとのこと。確かに、多摩湖線の9000系を田無駅で折り返させても、萩山駅10時23分発の多摩湖行きに間に合いそう。なるほどねぇ・・・

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小川駅4番ホームに停車中の8103F。

とりあえず、ホームの国分寺・拝島方に移動し、ツアー列車の出発を待つことに。10時02分、8103Fのツアー列車が小川駅を発車。

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鷹の台5号踏切を通過。玉川上水へ向かう8103F。

国分寺線の線路と交差し、拝島線の線路を進んでいく8103F。営業運転開始後は、国分寺線専属となる予定だが、この先、8000系の頭数が揃ったとき、拝島線を営業運転で走ることがあるだろうか。

この後、後続の拝島行きに乗車し、玉川上水へ。

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玉川上水車両基地へ入っていく8103F。

玉川上水駅に到着すると、8103Fは入替中。かなり強引であるが、ホーム上から、玉川上水車両基地内へ入っていく8103Fを撮影してみた。
乗り比べツアーは、撮影会の後、小田急8000形との乗り継ぎのため、西武新宿へと向かう事になる。ここは、やはり、地元、萩山駅を通過する8103Fを撮影しておきたい。玉川上水駅から拝島線の上り列車に乗車し萩山駅へ。2000系を撮りながら、8103Fが来るのを待つことに。

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2093Fによる各駅停車西武新宿行き5330列車。

東急車輛(現:総合車両製作所)で実施された新2000系のバリアフリー(更新)工事。この2093Fは、2047F、2081F、2055Fに次いで4例目として実施された車両。同編成がバリアフリー工事を終えて、東急車輛を出場したのは、2009年3月24日のこと。もう16年も前のことだったのかと、年月の経過の早さを実感した。

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2053Fによる小平行き5474列車。

6両編成の2000系では、唯一の菱形パンタ搭載編成となった2053F。この日は、拝島線、小平~玉川上水間の折り返し運用に就いていた。最近になって、行先表示が廃車車両からの形見分けでフルカラーLEDとなった事から、この編成に関しては、もう少し頑張ってくれそうである。

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2053Fによる玉川上水行き5471列車と多摩湖線の国分寺行き9102F。

2053Fは、15分後には、玉川上水行きとして折り返してくる。タイミングが良く、多摩湖線の国分寺行きと萩山1号踏切付近で並んでっくれたので、2000系と9000系、似て非なる並びを撮影。多摩湖線の9000系は、9104Fが武蔵丘検修場に入場したままで、長期離脱中。何らかの手が加えられてくるものと思われるが、9000系が最後まで残る黄色い電車となるのだろうか。

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2077Fによる小平行き5476列車。

日中2運用有る6両編成の2000系による拝島線の線内折返し運用。この日、もう1本は、2010年に、東急車輛でのバリアフリー工事を受けている2077F。長年、池袋線で活躍してきた車両だが、中間車2両を抜いて6連化。2023年10月3日より、国分寺線を中心とした運用に就いている。

2000系を中心に撮影していたら、あっという間に1時間が経過。8103Fが玉川上水を発車したとの情報が入って来た。

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萩山駅に入線する8103F。

11時30分、8103Fのツアー列車がやって来た。ここでは八坂駅に停車中の多摩湖線の列車も入れて撮影してみる。

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後追い。萩山駅通過!

入線シーンを撮影した後、しっかり振り向いて後追い。通過速度が遅いので、落ち着いて撮影できるのはありがたい。

この後、後続の急行西武新宿行き2320列車に乗車し追跡開始。どこかで追い越してくれるかと期待していたところ、沼袋駅で8103Fのツアー列車を追い越すことが出来た。そこで、高田馬場駅で下車し、4番ホーム側から高田馬場駅に進入する8103Fを撮影してみた。

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高田馬場駅に進入する8103F。

12時07分、8103Fのツアー列車が高田馬場駅へやって来た。この列車、高田馬場駅には停車せず、そのまま西武新宿へ向けて通過してしまった。

この後、山手線に乗り換え新大久保駅へ。ここで、西武新宿駅から折り返してくる8103Fを撮影することに。8103Fは西武新宿駅到着を以て役目を終える。西武新宿駅では2番ホームに入線しているが、このホームには、12時20分に本川越からの特急「小江戸20号」が到着するため、8103Fは、12時19分までに出発することになる。

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西武新宿駅を発車した8103Fの回送列車。

12時20分、8103Fの回送列車が新大久保駅の前を通過。埼京線や湘南新宿ライン、山手線内回り電車に被られることなく撮影することが出来た。

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小江戸20号とすれ違う。

振り向くと、そこには「小江戸20号」が迫っていた。やや強引ではあるが、8103Fとの並びを撮影。ちなみに、この日、「小江戸20号」に充当されていたのは、ラストナンバーでVVVF制御車の10112F。そう言えば、前日も新所沢駅で10112Fとの並びを撮影していたなあ。

この後、山手線の内回り電車で新宿へ。ツアー参加者たちが8103Fから乗り継ぐ、小田急8000形も撮影するために小田急線内へ向かうのだが、この日は、午後から越谷レイクタウンへ向かう予定となっており、小田急線の線内では、殆ど時間が取れない状況だった。新宿駅地下街の箱根そばで昼食を摂った後、各駅停車に乗車。1駅目の南新宿駅で撮影を済ますことにした。

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南新宿駅を通過する8253Fの回送列車。

13時00分、8253Fの回送列車がやって来た。この時点で行先表示が「団体専用」になっていたら、回送列車の撮影のみで切り上げるつもりだったが、流石に、この時点では、まだ「回送」のままであった。と言う事で、下りホームから上りホームへ移動。もちろん、その間に、改札口は一旦出場しておく。

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南新宿駅を通過する8253Fのツアー列車。

13時15分、8253Fによるツアー列車がやって来た。まずは、先頭車両がホーム中程を過ぎたあたりで普通に撮影。そして・・・

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広角にして、NTTドコモ代々木ビルを入れて撮影。

南新宿駅からも近い、NTTドコモ代々木ビルを背景に入れて撮影。特徴的なビルと6両編成で運転中の8000形を組み合わせてみた。

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海老名へ向かう8253F。

上り列車に被られることなく、無事、撮り終えることが出来た。この後、私は、上りの各駅停車で新宿駅へ。埼京線、武蔵野線と乗り継いで、越谷レイクタウンへ。午後は鉄道とは対照的に人物の撮影に専念した。

なお、X(旧Twitter)を確認したところ、西武新宿到着後、回送列車となった8103Fは、南入曽車両基地ではなく、玉川上水車両基地へ向かったとのこと。国分寺線での営業運転開始が迫っている事を実感した。

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