カテゴリー「鉄道:三岐」の14件の記事

西武イエロー復活 三岐鉄道三岐線を訪ねる その2

保々駅から、西武カラーに復活した801系805Fに乗り込んだ私。車内に入り、真っ先に私の目に飛び込んで来たのは、車内に掲出された、懐かしい西武鉄道701系の写真だった。

今回、西武イエローに復活した805Fは、西武鉄道に最後まで残った701系781Fが種車。三岐鉄道入りに際して、モハ781にクハ1781の運転台部分を接合し、3両編成としている。

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三岐鉄道805Fの種車となった、西武鉄道701系781F。

懐かしい写真、そして足元から伝わる懐かしいモーター音を堪能しながら、列車は順調に進んで行く。途中の駅で下車して、折り返してくる805Fを撮ろうと言うのが狙い。どこで降りようか悩みながらも、選んだのは、丹生川駅。貨物博物館が隣接されている駅だ。昨年、石榑峠を越えて、三岐線の撮影を行ったのも、この丹生川駅と三里駅の駅間だった。そんな事もあって、丹生川駅で下車した。

丹生川駅改札口を出場した私は、一瞬ではあるが、左側にある貨物博物館を見た後、一路、三里駅方向へ向けて歩きだす。駅から、10分少々歩いた線路沿いの道で立ち止まり、ここで列車を待つ事にした。ここなら、藤原岳が背景に入る。晴れ間も出てきて、良い感じだ。あとは、805Fが戻って来るのを待つだけ。

待つ事およそ20分。西藤原から805Fが戻って来た。

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近鉄富田へ向かう801系805F。

通過直前、急に雲が掛り、3両目に影が掛ってしまった。残念。気を取り直して、振り向き、後追いも撮影する。

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後追い。

ここで、一発目から上手く撮れれば、再び駅へ戻り、列車に乗り込んで、他の撮影地へ向かうつもりだったのだが、予定変更。近鉄富田から折り返してくるのを、三里~丹生川間の駅間で待つ事にした。

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西武イエロー復活 三岐鉄道三岐線を訪ねる その1

ゴールデンウィーク4連休2日目、5月4日のお話です。

前日より名古屋に滞在していた私。熱田駅で311系の新快速電車を撮影した後は、近鉄名古屋駅からの急行電車に揺られること、およそ30分。近鉄富田駅へと向かう。

三重県北部を走るローカル私鉄、三岐鉄道は、北勢線と三岐線の2つの路線を運営する鉄道会社。このうち、JR関西本線冨田駅から分岐する三岐線は、旅客用車両が全て元西武鉄道の車両で運行されており、西武鉄道ファンにも有名なローカル私鉄である。この度、三岐鉄道は、2021年に予定されている、三岐鉄道開業90周年のプレイベント第1弾として、旧西武鉄道701系を譲り受けた801形車両1編成を、西武鉄道時代の西武イエローに復元し、4月26日より運行を開始した。西武イエローに復元した編成の週末及びゴールデンウィーク期間中の運用パターンは、三岐鉄道の公式Facebookに掲載されており、この日、運行されている事は確認済み。

9時50分、近鉄富田駅に到着する。私は、一度改札を出て、踏切を渡り、反対側の三岐鉄道が管理する近鉄富田駅の駅舎へ向かう。ここで、三岐鉄道が運営している北勢線にも乗車できる一日乗車券を購入して、再度入場する。ちょうど、三岐線の電車が入線。停車中の電車を撮影してみる。

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近鉄富田駅に停車中の851F。

タイミング良く、入線してきたのは、851系851F。ちょうど1年前、近江鉄道の赤電撮影会へ出掛けた際に、現地へ前日入りしたのだが、車で遠征していた、はやてさんに連れられて、石榑峠を越えて三岐鉄道三岐線を訪ねた際に撮影した編成である。折り返しは、車両基地のある保々止まり。西武イエローになった編成は、この次の列車に充当されるのだが、あの時は、撮影だけで乗車はしていない。そこで、今回は、この珍編成に乗ってみる事にした。

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中京地区の貨物列車を撮影する

5月3日から4日にかけてのお話です。

ゴールデンウィーク後半戦。3日から4日にかけて、1泊2日で名古屋方面へ出掛けてきた。今回の遠征の目的は、6月末で閉店となる、名古屋の老舗百貨店、丸栄百貨店で開催される鉄道模型展を見学し、会場で発売される、トミックスのイベント会場限定品、「ED62 14号機浜松工場入替機仕様」を購入する事。そして、去就が注目されている、愛知機関区のDD51等、中京地区を走る貨物列車を出来るだけ撮りたい。

そこで、遠征初日の5月3日は、15時頃から、名古屋駅から東海道本線の普通列車で清州駅へ。この駅で、暫くの間、貨物列車を中心に撮影してみた。

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DD51 1028号機+DD51 1146号機が牽引する8075列車。

15時54分頃、稲沢駅方面から、DD51重連による、塩浜行き8075列車がやって来た。連休中だったので、実際に来てくれるかどうか心配だったが、しっかりと重連でやって来てくれた。よく見ると、2両目のDD51 1146号機は、旋回窓付き。この車両は、2013年に、北海道の鷲別機関区から愛知機関区に転属してきた。まさに、北海道時代の名残を感じさせる車両であり、先頭ではないものの、ちょっと変わった車両を撮影する事が出来た。

そして8075列車の通過から、およそ10分後の事。名古屋方面から、こんな列車がやって来た。

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DF200-220号機が牽引する8380列車。

四日市発の8380列車。タキの先頭に立っていたのは、北海道からやって来たDF200。関西本線を中心に活躍しているDD51の置き換え用として、北海道からやって来た。本州への転用に際して、保安装置の変更等、本州で使用するにあたっての改造が、川崎重工業で行われ、その際に、元番号+100に改番。新たに200番台となって、愛知機関区に配属されている。

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DF200の進出により、DD51の置き換えが始まり、国鉄色を纏うDD51は、運用を離脱してしまった。(2016年3月18日撮影)

現在、愛知機関区には、DF200が3両配属され、従来、DD51が担当していた運用を、少しずつDF200に置き換えており、今回の遠征中に、一度は、DF200を撮れるかと思っていたが、早速、遭遇する事が出来た。

なお、愛知機関区には、国鉄色を維持していたDD51が2両(853号機・1805号機)配属されていたが、DF200の進出により、2両とも運用を離脱してしまった。

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石榑峠を越えて・・・ 三岐鉄道三岐線を訪ねる

引き続き、5月20日のお話です。

河辺の森駅付近で、近江鉄道の赤電を撮影した後に向かったのは、なんと三重県いなべ市。

今回の近江鉄道遠征が決まった際に、はやてさんから、「近江の赤電の撮影が終わったら、車で三岐鉄道へ行きませんか?」と打診された。三岐鉄道も、近江鉄道と同じく、西武鉄道からの譲受車が活躍をしている路線。実は、私も三岐鉄道では、撮りたい車両が有った。はやてさんの話では、国道421号線を使えば、八日市から1時間ほどで行けるらしいとのこと。

国道421号線は、三重県の桑名市と滋賀県の近江八幡市を結ぶ国道。国道と言えば聞こえはいいのだが、かつては、三重県と滋賀県の県境にある石榑峠付近が、「酷道」と呼ばれるほど狭い道が続く国道だったとか。しかし、2011年3月26日に石榑トンネルが開通してから、「酷道」がだいぶ緩和されたとのこと。河辺の森駅近くでご一緒した、もぎり屋さんも同乗し、3人で三岐鉄道三岐線へと向かった。

八日市の市街地で昼食を食べた後、いよいよ国道421号線へ。途中、永源寺ダムにも立ち寄りながら、三重県側へ進んで行く。道中、所々、道が狭くなっている場所があり、「確かに酷道だねえ」なんて話をしていたが、途中、何箇所か、新しく道路を作っている場所があり、国道421号線は、今も整備が進んでいる。

はやてさんの車に乗って、およそ1時間強。三重県いなべ市に到着。まずは、三岐鉄道の三里駅に立ち寄る。ここで、旅客列車の時刻を確認。そして、三里~丹生川間の撮影ポイントへ。我々が想定していた撮影地近くの陸橋上には、貨物列車を狙っているのか。既に撮り鉄さんがお一人、待機されていたので、先客の邪魔にならない場所で待機する事に。

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三里~丹生川間を行く、101系105Fによる西藤原行き。

現地到着から、およそ10分後。西藤原行きの下り列車が通過した。西武鉄道の旧401系を譲り受けた101系の105F。401系は、その殆どが近江鉄道に譲渡されたが、石榑峠を越えた三岐鉄道にも、3本が譲渡されており、活躍を続けている。三岐鉄道の車両は、近江鉄道と異なり、正面のデザインは、前照灯を変えた程度で、殆ど西武時代のまま。しかし、台車は履きかえられている為、足回りを見ると、西武時代とは違いが見られる。

この下り列車が、丹生川駅で、上りの近鉄富田行きと交換するため、数分後には、効率よく上り列車も撮る事が出来る。引き続き、この場所で待機していると・・・

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851系851Fによる近鉄富田行き。

思わず、「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 」と叫んでしまった851系851Fによる近鉄富田行き。実は、この編成が、どうしても撮りたかった車両なのである。この851系は、元々、西武鉄道の701系789Fのうち3両を譲り受け、他の701系譲渡車とは、台車が異なる事から、851系を名乗って活躍を続けていた。しかし、2012年11月8日に発生した、三里駅構内での脱線事故により、クハ1851が廃車となり、そのまま三里駅構内で解体されてしまった。先頭車を失った851Fを再生させる為に、部品取りとして西武鉄道から購入していた新101系のクハ1238を整備。クハ1881としてデビューさせた。その為、西武鉄道の元701系2両と、元新101系1両が混結すると言う、デコボコ編成が誕生した。この編成を撮る目的で、2014年のゴールデンウィークに、三岐線を訪問していたが、あの時は、保々の車庫で休んでいて、走行シーンは撮れなかったが、今回、無事にリベンジを果たす事が出来た。

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三岐鉄道三岐線 保々駅を訪ねる

さて、名古屋駅で矢橋ホキを撮影した後は、近鉄名古屋線に乗り込んで近鉄富田へと向かう。

三重県北部を走るローカル私鉄、三岐鉄道は、北勢線と三岐線の2つの路線を運営する鉄道会社。このうち、JR関西本線冨田駅から分岐する三岐線は、旅客用車両が全て元西武鉄道の車両で運行されており、西武鉄道ファンにも有名なローカル私鉄である。今回の遠征では、この三岐鉄道三岐線に、ちょっと変わった編成が登場したと聞き、是非とも一目見たいと思い、行程に加える事にした。早速、始発駅へと向かうが、三岐線を走る旅客列車は、全列車、三岐朝明信号場から分岐する近鉄連絡線を通り、近鉄富田駅へ乗り入れている為、私も当然の事ながら、近鉄名古屋線での現地入りとなる。

近鉄名古屋駅から急行列車に乗っておよそ30分。近鉄富田駅の上りホームの隣に、三岐鉄道三岐線の列車が乗り入れてくる。私を待っていた列車は、企業の広告ラッピングが施されているが、かつて西武新宿線等でお世話になった元401系改め101系電車だった。近鉄名古屋線の急行列車との接続は良く、すぐの発車となる為、名古屋駅では、予め、車両区のある保々駅までの連絡乗車券を購入しておいた。

早速、列車に乗り込み、先頭車両に被り付く。前面展望抜群の切妻型車両。子供の頃は、目線の位置もちょうど良かったが、身長173センチとなった今では、前面の窓の位置がちょっと低く感じる。

とりあえず、お目当ての編成が運用に就いているかどうかを確認して行くが、途中駅ですれ違う事もなく、保々駅が近付いて来てしまった。

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保々駅に到着した101系105F。

改札口へ向かう為、構内踏切を渡るが、まだ発車まで時間がありそうだったので、改札口を出る前に乗って来た列車を撮影してみた。この105F、御覧のようなラッピング車両で、三重県四日市市に本社がある不動産業、株式会社名泗コンサルタントが広告主となっている。

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三岐鉄道伊勢治田駅で発見した元東武の機関車

さて、1月31日に日帰りで訪れた三岐鉄道三岐線。さよなら運転として営業に就いていた607Fで、保々~西藤原間を往復してみたが、その際、伊勢治田駅構内に、元東武鉄道の機関車が停められているのを確認した。

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伊勢治田駅構内に留置されていた、元東武鉄道の機関車。(607F車内より撮影)

帰宅後、この車両に関して調べてみる。伊勢治田駅構内にいた機関車は、元東武鉄道のED5080形らしいことが解った。東武鉄道では、2003年まで貨物輸送が行われていた。貨物廃止までの間、最後まで残っていた機関車のうち、ED5081と5082の2両が、縁有って三岐鉄道入りしたそうだが、三岐鉄道入りした後も、運用に就くこともなく、そのままの状態で留置されている。現在活躍中のED45の中にも、東武鉄道で活躍していた車両が1両存在しており、この車両に関しても、おそらく貨物輸送の増強か、既存の機関車の老朽車置き換え用に購入したものだろう。

この車両が、しっかり整備され、三岐鉄道線内を走る日が来るのだろうか?

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三岐鉄道の貨物列車を撮影する

さて、引退する607Fを撮影するために訪れた三岐鉄道三岐線。この線の顔は、何と言っても貨物列車だろう。実際に、持参した貨物時刻表の、三岐鉄道線のページをめくれば、下り8本、上り9本(いずれも単機回送を含む)の貨物列車の時刻が掲載されている。607Fと合わせて、貨物列車も何本か撮影できそうだ。実際に、名古屋から乗車した近鉄の急行電車が、近鉄富田駅に差し掛かる直前に、三岐鉄道線へ入って行く貨物列車を車内から目撃している。

あの列車にどこかで追いつく筈だ。そう思いながら、近鉄富田駅より西藤原行き電車に乗り込む。2駅程走ると、早速、富田駅へ向かう単機回送とすれ違った。そして、下車予定の保々駅に到着すると、貨物列車用の側線には、東藤原へ向かう貨物列車が停車していた。先程、近鉄の車内から見た列車だ。まずは、この列車から撮影することにした。

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保々駅に停車中の貨物列車。

手持ちの貨物時刻表によると、この列車は、JR富田駅を9時58分に出発する503列車。三岐鉄道のED45形電気機関車の後ろに繫がる4両の貨車は、太平洋セメント所有の私有貨車で、フライアッシュ・炭酸カルシウム専用車であるホキ1000形である。

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三岐鉄道三岐線 最後の吊り掛け式電車607F引退、そして751Fデビュー

昨年の年末に慌ただしく訪問した三岐鉄道三岐線。同線に残る最後の吊り掛け式電車、607F(元西武571系)の撮影が目的だったが、この時は、営業運転には就かず、保々車両区に留置されたままだった。仕方なく留置中の姿を撮影し、同編成に別れを告げた。

しかし、西武沿線で育った私にとって、やはり607Fの走行シーンは撮っておきたかった。でも、もう撮る事は出来ないだろうと思いながら、1月も月末に差し掛かる。そんな中、1月31日と2月1日の土日に、定期列車充当と言う形で607Fのさよなら運転を実施する事を知った。一度はあきらめかけていた私にとって、この情報は有難かった。早速スケジュールを調整する。本来であれば、2月1日に行くと、保々車両区の撮影会もあって好都合なのだが、生憎この日は外せない用が幾つかあった。そこで、1月31日に日帰りで三岐鉄道の撮影に行く事にした。

前夜からの雨が止まないまま、1月31日の朝を迎える。6時に家を出発し、萩山駅から西武多摩湖線・JR中央線経由で東京駅へ。東京駅から7時20分発の「のぞみ105号」に乗り込み、名古屋を目指す。強い雨が止まないままの出発で、これから先の行程に不安を感じていたが、早朝出発のせいか眠くなり、熱海手前から眠りにつく。そして、浜松付近で目が覚めると、雲ひとつない快晴。浜名湖がとても美しく見えた。どうやらお天気は回復に向かっている。名古屋で降りた時も、雨は降っていなかった。ここから近鉄の急行で近鉄富田へ。1日乗り放題切符を購入して、待ち構えていた西藤原行きに乗り込んで保々へと向かった。

自宅を出ておよそ4時間。保々駅に到着したのは、10時27分の事であった。薄日もさしているのだが、それ以前に、ものすごく強い風が吹いており、撮影条件は決して良くない。埃対策を考慮し、駅の待合室でレンズを交換して撮影地へと向かう。今回は、mattohさんで取り上げていた、保々~北勢中央公園口間のポイントで撮影することにした。駅からおよそ5分ほで撮影地に到着する。607F狙いの方が、既にお1人いらっしゃった。私は、まず三脚にコンデジをセットする。今回はこれで動画にも挑戦してみた。そして、40Dを手持ちで撮影する。下り普通列車1本でリハーサルをした後、607Fによる近鉄富田行きがやって来た。

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三岐鉄道三岐線最後の吊り掛け式電車、607F(元西武571系)がついに引退。1月31日に日帰りでさよなら運転を撮影して来た。

吊り掛け車と言う事で、モーター音もある程度は期待して、動画撮影もしてみたのだが、考えてみれば蛇行運転の区間。更に強風と言うこともあり、音はあまり録れなかった。

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富田駅で出会った機関車と貨車

さて、今回の三岐鉄道への撮影。名古屋~富田間の移動には、往復ともJR関西線を利用している。もともと三岐鉄道三岐線は、このJR富田駅が起点となっている。但し、富田駅から出発する列車は、現在では貨物列車のみで、旅客列車は、全て近鉄富田駅からの出発となる。

名古屋からの列車を富田駅で下車すると、向い側には、かつて三岐鉄道の旅客列車が使用していたホームが今でも残っている。そのホームの向こう側に、JR貨物のDD51と貨車が停まっているのが見えた。そこで、近鉄富田駅へ向かう前に、JRのホームから、機関車と貨車を撮影してみた。

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12月29日の午後、富田駅に到着すると、JR貨物のDD51 1803号機と数両の貨車が停まっていた。

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三岐鉄道三岐線を訪ねて 後編

さて、保々車両区の様子を観察した後は、保々駅から富田方向へ向かって2つ目の踏切付近で、本線を走行する列車を撮影することにした。

カメラを構えてから最初にやって来たのは、近鉄富田からの西藤原行きだった。

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101系による西藤原行き。

元西武401系である三岐鉄道101系。単線区間を2両編成で走る姿は、我が地元、西武多摩湖線で走っていた頃を彷彿とさせる。

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