上信電鉄 150形153Fが解体される
経年が50年を迎える車両を、JR東日本から購入した中古車両により、置き換えた上信電鉄。
JR東日本107系改め、上信電鉄700形の投入により、元西武鉄道の401系・701系・801系を譲り受けた150形から置き換えられ、これまでに、旧701系の155F、旧401系の151Fが、既に解体、搬出されており、最後まで残った旧801系の153Fも、2019年10月に引退した。
2019年10月に引退した、上信電鉄150形153F。(2019年3月31日撮影)
153Fは、引退後も、高崎駅構内の留置線に、1年以上留置されていた。
運用を離脱した153Fは、1年半以上、この場所で過ごした。(2020年10月3日撮影)
これまでに引退した編成と同様、本線を走る車両と並べて撮影することが可能だったこともあり、二代目のホワイトタイガー電車となった703Fとの並びも撮影することができた。

二代目ホワイトタイガー、703Fとの並び。(2020年10月3日撮影)
しかし、今月初めには、本社前の留置線に移動。その模様がTwitterにアップされた。その場所は、既に搬出された2編成が、解体作業を行った場所であり、153Fに残された時間は、そう長くないことを実感した。そして、7月14日の午後、重機による解体作業を撮影した画像が、Twitterにアップされているのを発見。これまでの2編成と共に、本社前の留置線で車体を2分割にした後、解体業者へ向けて搬出されるものとばかり思っていたので、本社前の留置線で行われた解体作業の画像は、とても衝撃的に見えた。
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