流鉄 5000形「流馬」撮り納め
全営業車両が、西武鉄道からの譲受車で運用されている、千葉県の小さなローカル私鉄、流鉄。
2009年度からは、西武鉄道の新101系を譲り受けた5000形が活躍しているが、この度、5000形の第一弾として投入された5001F「流馬」が、7月30日を以て運行を終了する事が発表された。運行終了後の「流馬」は、8月に全般検査で入場。来春、装いも新たに新愛称で再デビューする予定とのことで、廃車ではないが、「流馬」としての姿は、見納めとなる。
そこで、「流馬」の撮り納めの為、流鉄沿線へ出掛ける事にした。最終日となる7月30日は、これまでに引退してきた車両と同様に、惜別の装飾がされる事は予想していたが、30日及び前日の29日は、この時点で非鉄の予定が入る可能性があった事から、流鉄沿線に行く事は不可能となる可能性が高い。そこで、最終運行の約1週間前になる、7月22日に、急きょ、流鉄沿線を訪れ、運行終了間近の「流馬」を撮影する事にした。
午前11時頃、地元を出発。青梅街道駅~新小平駅の徒歩連絡を経て、武蔵野線で一路、新松戸へ。自宅を出る時点では、「流馬」が運用に就いているか、確認が取れていなかった為、見切り発車で出発していたが、武蔵野線の車中で、Twitterを確認したところ、「流馬」の目撃情報が流れていた為、一安心。
12時12分、新松戸駅に到着。ご存知の方も多いと思うが、この新松戸駅と、流鉄流山線の幸谷駅は目と鼻の先。早速、改札を出て、少し歩けば、もう流鉄の線路にぶつかる。私は、幸谷駅から100メートルほど、流山方向に進んだ、線路沿いの公道へと向かい、幸谷駅12時21分発の流山行きを撮影する事にした。
7月30日を以て運行を終了する事になった、流鉄5000形「流馬」。
線路沿いの道で待つ事、およそ3分。流山行きとして、幸谷駅に入って来たのは、運行終了まで約1週間と迫った「流馬」だった。やや逆光気味ではあるが、まずは前パン側から撮影する。
後追い。
撮影後、すぐに振り向いて後追いも撮影する。2両編成だと、あっという間に通過してしまう為、後追い撮影もスピードが勝負。何とか間に合った。前後でヘッドマークのデザインが異なる為、後追いも必須となる。
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