カテゴリー「貨物:安中貨物」の25件の記事

北上尾で安中貨物を撮影する

12月2日の撮影記です。

この日、私は午後から、大宮のさいたまソニックシティで開催されている「さいたま鉄道模型フェスタ」会場へ出かけていた。会場内で1時間ほど過ごした後、15時過ぎに会場を撤収。安中貨物を撮るため、大宮駅から高崎線の普通列車に乗り込み北上尾へ向かった。

安中貨物とは、亜鉛焼鉱積タキ1200形による専用貨物列車で、福島臨海鉄道の宮下駅と、信越本線の安中駅との間を、常磐線・武蔵野線経由で1日1往復運転している。弊ブログでは、これまで、安中貨物を何度か取り上げており、専用カテゴリーまで設けているが、ここ数年は、安中貨物の撮影をしていなかった。午後から大宮へ行くのであれば、久々に安中貨物を撮っておこう。そう考えていた。

高崎線の普通列車で、北上尾駅に降り立った私は、線路沿いの道を大宮方面へ向けて歩き出し、下りホームが途切れたあたりで、安中貨物の通過を待つことに。

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EH500-59号機が牽引する安中貨物。

15時49分、安中貨物がやって来た。この日、安中貨物を牽引してきたのは、EH500-59号機。パンタグラフが無い2エンド側が先頭となっていたが、EH500は、運用の都合上、機関車の向きが固定されていないため、パンタグラフがある1エンド側が先頭となる場合もある。それが、撮影時の注意点でもあり楽しみでもある。

撮影後、北上尾駅に戻り、高崎線の上り列車で再び大宮へ。もう一回、さいたま鉄道模型フェスタ会場へと向かった。

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ヒガウラで安中貨物を撮影する

E4系Maxの撮り収めに出かけた、9月25日午後の撮影記です。

熊谷駅でのE4系Maxの撮影を終えた私は、高崎線の普通列車で大宮方面へ向かった。次のE4系Maxの撮影予定は東京駅で、まだ3時間ほど時間に余裕があった。どこか寄り道したい。そんな事を考えていたところ、ある列車の存在が頭の中に浮かんだ。安中貨物である。

安中貨物とは、亜鉛焼鉱積タキ1200形と精鉱積トキ25000形による専用貨物列車で、福島臨海鉄道の宮下駅と、信越本線の安中駅との間を、常磐線・武蔵野線経由で1日1往復運転している。弊ブログでは、これまで、安中貨物を何度か取り上げており、専用カテゴリーまで設けているが、ここ数年は、安中貨物の撮影をしていなかった。と言っても、あと一歩、撮影地に早く着ければ撮れていたという事が、ここのところ続いており、この日は、どうしても撮影しておきたいと思い、SNSで安中貨物について調べてみると、EH500-44号機+トキ25000の4両と言う、短い編成であることが解った。ご存知の方も多いと思うが、この安中貨物の編成は、とても多彩で、トキ25000のみの安中貨物と言うのは、これまでにもEF81牽引時代、EF510牽引時代は撮影したことがあるが、牽引機がEH500に変わってからは、トキ25000のみを引くというシーンを撮ったことがないだけに、是が非でも撮っておきたい。

とりあえず、高崎線の車内で、安中貨物の時刻を確認しながら、撮影場所の検討を開始。撮影地として選んだのは、武蔵野線、東浦和~東川口間、通称「ヒガウラ」と呼ばれる有名撮影地。この場所、実は、今年9月1日に、JR東日本のキヤE193系「East i-E」 を撮影した際に訪れたのだが、その際に、あと一歩、撮影地に早く到着できていれば安中貨物が撮影できたこと。そして、安中貨物が武蔵野線経由に経由地が変わってから、武蔵野線内で撮影できていなかったことから、この場所を選択した。

高崎線(上野東京ライン)の列車を浦和駅で下車し、京浜東北線で一駅、南浦和駅へ。ここで武蔵野線に乗り換えるのだが、ちょっとしたアクシデントにより、予定の電車に乗り遅れ、撮影地の最寄り駅、東浦和駅に到着したのは14時48分。カメラバック内に常備している、雑誌「jtrain」の付録、2021首都圏貨物列車詳細時刻表によると、安中貨物の東浦和駅通過時刻は15時11分となっており、あと23分しかない。撮影地まで、駅から歩くと15分少々かかるので、結構ギリギリのタイミング。早足で、撮影地を目指すことに。

15時05分、無事、撮影地にたどり着いた。先客の方にご挨拶をした後、急いで撮影準備に入る。そして、準備が整ったころ、前方から、EH500形電気機関車の姿が見えてきた。早速、撮影を開始するが、背後から、武蔵野線の南船橋行きが来てしまった。

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EH500-44号機が牽引する安中貨物。この日はトキ4両のみ。

機関車とトキ25000の4両と言う短い編成だったため、ご覧のように、武蔵野線のE231系が、かなり目立つような状況に。

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更に近付いてきたところで、もう一度撮影。

仕方なく、迫ってきたところで、もう一度撮影。編成が短かったことが幸いして、裏被りを回避することができた。

撮影後、急いで東浦和駅へ戻ることに。帰りは、14分ほどで東浦和駅へ戻ることに成功。15時26分発の府中本町行きに間に合った。私は、南浦和駅で、京浜東北線の電車に乗り換え東京駅へ。前の記事でも触れたように、再び、E4系Maxを撮影した。

久しぶりの撮影となった安中貨物。機関車の向き、貨車の両数など、日々の変化が多い列車であることを、改めて実感した。

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2018年5月19日撮影の貨物列車

5月19日夕方のお話です。

秩父鉄道広瀬川原車両基地で開催された「わくわく鉄道フェスタ」会場を出た私は、大麻生駅から秩父鉄道の上り列車に乗り込み熊谷へ。そして、ここからJR高崎線に乗り換え、一駅、籠原駅へと移動した。

この季節、お天気さえ良ければ、18時30分頃までは、間違いなく走行シーンを撮る事が可能だ。夕方の高崎線。久々に貨物列車でも撮りながら帰りたい。そこで、真っ先に思い付いたのが、安中貨物を撮ることだった。

安中貨物とは、亜鉛焼鉱積タキ1200形と精鉱積トキ25000形による専用貨物列車で、福島臨海鉄道の宮下駅と、信越本線の安中駅との間を、常磐線・武蔵野線経由で1日1往復運転している。弊ブログでは、これまで、安中貨物を何度か取り上げており、専用カテゴリーまで設けているが、ここ最近は、安中貨物の撮影をしていなかったので、この日は久々の撮影となった。向かったのは、以前にも訪れた事がある、籠原駅手前、引上げ線脇の側道。しかし、現地に行ってみると、そこには2メートルぐらいのフェンスが設置されていた。これはショック。仕方なく、カメラをフェンスの上に載せて、ライブビュー機能を使って撮る事に。先行する普通列車では、まあまあの感じで撮れたため、そのまま本番を迎える。やがて、前方より、安中貨物が迫って来るのが見えたので、撮影体制に入ったのだが・・・

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熊谷~籠原間を行く安中貨物。

接近してきたところでシャッターを押したのだが、なぜか連写にならず、1枚しか撮る事が出来なかった。その為、被写体はだいぶ手前。派手にトリミングして、なんとかお見せできるような状態になった。無理な体勢で撮るもんではないな。改めて、そう思った。

この後、籠原駅へ戻り、高崎線の上り列車で大宮方面へ戻る事に。その道中、同行者より、鶴見線の扇町から、熊谷貨物ターミナルまで石炭を運ぶ5783列車を、国鉄色のEF65 2068号機が牽引していると言う情報が入って来た。これは是非とも撮りたい。貨物時刻表等で時刻を確認すると、北上尾で撮影できそうだと判明。我々は、北上尾駅で下車する事に。到着後、改札を出て、線路沿いの道へ。ここで歩行者や自転車を気にしながら、5783列車を待つ事にした。そして・・・

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EF65 2068号機が牽引する、石炭輸送列車。

手元の時計で、17時35分、国鉄色のEF65 2068号機が牽引する5783列車が、北上尾駅を通過した。この5783列車は、これまで夜間の運転だったのだが、今年3月の改正で、時刻が大幅に早まり、夏場限定にはなってしまうが、大宮周辺でも走行写真が撮れるようになった。そして、牽引するEF65だが、少し前の記事でも触れたように、今後は、塗装コストの安い国鉄色に順次変更していくとのことで、ある意味、楽しみでもあるとともに、少しずつ姿を消していく事になる更新色も、しっかり撮影しておかなくては・・・この日も、改めてそう感じた。

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EH500牽引 安中貨物を撮影する

さて、キリンメッツコーラのラッピング特急を撮影した後は、久々に鉄道博物館へ。展示車両を見ると言うよりは、博物館の図書室での調べ物が目的だった。

図書室での目的を終えて、展示車両で唯一見ていなかった0系新幹線車両を見終えて、15時40分頃に大宮駅へと戻る。あと20分もすると、安中貨物がやってくる時間だ。

弊ブログでは、これまでに、何度か安中貨物を取り上げており、専用のカテゴリーも用意している。今年3月のダイヤ改正では、時刻に大きな変化は無かったものの、牽引機がJR東日本田端運転所のEF510から、JR貨物仙台総合鉄道部所属のEH500に変わった。牽引機変更後、なかなか撮影する機会が無かったが、先日、ようやく撮影機会が巡って来たものの、あえなく失敗。そこで、この日の夕方、再チャレンジすることにした。

当初は、大宮駅11番線で撮ろうかと思っていたが、ホームの先端には撮り鉄さん達が集まっており、ここでの撮影は止めて、高崎線の下り列車に乗り込み、北上尾へと向かった。ほぼ1年前となる2012年9月8日に、安中貨物を撮影した、北上尾駅近くの線路沿いの道から撮影する事にした。

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EH500-51号機牽引の安中貨物。

この日、田端操車場から安中までの牽引を担当したのは、EH500-51号機。EH500のカラーは、後ろに連なるタキ1200ともマッチして、青いEF510が引いていた姿と比較すると、こちらの方が似合っているんじゃないかなと思う。

牽引機がEH500になっても、田端操車場での機関車交換は、引き続き行われており、武蔵野線を上手く活用すれば、常磐線内と高崎線内、2両のEH500が牽引する安中貨物を撮影する事も可能かもしれない。

ところで、このEH500、運用の都合なのか、機関車の向きが固定されていない。この日は、御覧のように前パンで来たが、前パンじゃない日もあるので、撮影時に注意が必要となりそう。そこが、EH500を撮影する時の、注意点でもあり、楽しみでもあるのかもしれない。

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185系特急「そよかぜ」と安中貨物を撮影

9月8日のお話です。

前夜の東急東横線撮影の疲れからか、起きたのは9時半を過ぎていた。この日、上野~横川間に185系OM08編成を使用した臨時特急「そよかぜ」が運転されることになっていた。この列車、7月15日にも運転されており、別件と重なり撮影できず、今回の運転時にはぜひ撮影しようと心に決めていたのだが、早朝の出発ということで、寝坊した時点でアウト。夕方の上り列車を撮影することにした。

そして、夕方の「そよかぜ」と合わせてもう一つ撮影したいのが安中貨物である。これまでに、弊ブログでも何度か取り上げており、人気の高い貨物列車の一つ。東邦亜鉛安中製錬所が、夏期節電に伴う操業停止のため、7月7日の運転を最後に、運転を見合わせていたが、9月6日より運転を再開したと言う話を聞き、久しぶりに撮りたくなった。

「そよかぜ」と安中貨物。共に、夕方の高崎線を走る列車ではあるが、上りと下り。時刻からして、この両列車は、宮原~上尾間あたりですれ違いそう。と言う事は、上尾より高崎方面へ行けば、両方間違いなく撮れる。早速撮影地を検討。当初は行田付近まで足を伸ばす予定だった。しかし、支度中にちょっとしたトラブルが有り、自宅を出るのが大幅に遅れてしまった。結局、行田までは行けず、もっと手前で撮影をすることになる。撮影地が決まらぬまま、そしてやや動揺しながら家を出発。この事が、後の判断ミス連発を生むことになるとは・・・

南浦和・大宮と経由し、高崎線へ。結局、行き着いた先は北上尾だった。時間的に、ここが限界だろう。既に、下りホームの高崎方には、同業者が5名ほど集まっていた。ほぼぶっつけ本番のタイミング。カメラの準備を済ませて待機する。やがて、「そよかぜ」が見えてくると、前にいた少年が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。おそらく、背後の私に気遣っての一言だろう。こういう気遣いは有難い。私も彼に返事をしてカメラを構えた。

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157系風のヘッドマークを掲出して運転された特急「そよかぜ」

駅周辺に大きなビルが少ないことから、影の影響は少ないだろうと言う判断で、この駅を選択したのだが、やはりここも影は出てしまっていた。

よく考えれば、後追い一本に絞れば、ここは順光となる。この後は上野から折り返し東大宮操車場へ向かう回送列車を撮るつもりでいたから、まずは上り列車をと言う気持ちが高かったのだろうけど、仕上がりを優先すれば、上り列車後追いにするべきだった。

この後、安中貨物の撮影に移る。改札を出場し、線路沿いの道を上尾方向へ。下りホームが途切れたあたりまで来た時点で、列車接近放送がかかってしまい、当初予定していた場所よりも、やや駅寄りで撮影することになった。

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EF510-510号機牽引の安中貨物。

この日、田端操車場から安中貨物の牽引したのは、寝台特急「カシオペア」用E26系客車に合わせたカラーの510号機。思えば、銀色のEF510牽引の安中貨物を撮影するのは、今回が初めて。しかも、後ろに連なる貨車は、新形式のタキ1200ばかり。長年使用されてきたタキ15600が1両も入っていないのは寂しいが、ピカピカの銀色の機関車には、タキ1200との組み合わせもピッタリ。この日の安中貨物の牽引機については、全くチェックしていなかったので、510号機登場は嬉しい誤算であった。まあ、211系の裏被りは避けられなかったが・・・

この後、上野から折り返して東大宮操車場へ向かう185系OM08編成の回送列車を撮るために、蕨駅へ移動したが、現地に到着すると、影の具合及びホーム先端にあった撮影者向けの看板を見て、ここで撮る気がなくなってしまった。そこで、改めて北浦和駅へ移動することに。ここで、185系を待つことにしたのだが、到着後、暫らくしてから流れたATOSの放送を聞いてガッカリ。次の大宮行きの発車時刻と、185系OM08編成の回送列車の通過予想時刻がピッタリなのだ。そして、その通り、京浜東北線の大宮行き、そして、211系による上野行きに見事被られてしまった。こんな事ならば、大宮で待機するべきであった。

嬉しい誤算もあったが、全体的には、判断ミスが多かった。まあ、こんな日もあるさ。そう思って諦めて家路についた。

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2012年1月28日撮影の貨物列車

およそ2週間前、1月28日のお話。

3月17日のダイヤ改正まで2カ月を切った。長年親しまれて来た列車・車両の廃止・引退が報じられており、私も可能なものは、もう一度撮り納めしておきたいと言う気持ちで行動しているが、土曜日は、相変わらず、通院生活が続いており、なかなか思うように行動出来ない。

そんな中、地元、武蔵野線を走る貨物列車の中で、どうしても撮っておきたい列車があった。それは、越谷貨物ターミナルから稲沢へ向かう3461列車。紙パルプの返空列車だが、この列車に使用されている二軸形有蓋貨車、ワム80000形(ワム380000)が、3月17日のダイヤ改正を以て引退する事になっており、あまりギリギリにならないうちに撮り納めをしたいと思っていた。しかし、冒頭でも触れたように、まだまだ通院生活が続く状態。貨物時刻表を見てみると、武蔵野線内だけの撮影で有れば、通院にも支障が無さそう。そこで、1月最後の土曜日は、この列車を撮影してから病院へ行く事にした。

撮影前に、改めて3461列車について調べてみる。同列車は、越谷貨物ターミナルを10時01分に出発する。そして、まずは新座貨物ターミナルに停車するが、ここまでは、ワム380000とコキともに、短い編成で運転され、日によっては、新座貨物ターミナルまでワムは連結されない事もあるとか。と言う事は、新座貨物ターミナルを境に、違った姿が撮れると言う事か。これは両方撮ってみるのも面白そう。そこで、まずは新座駅へ向かう事に。3461列車は、新座貨物ターミナルに10時27分に到着するとなっていたので、10時20分頃より、新座駅上りホームで待機。しかし、10分経っても列車は現れない。この後の予定を考えると、時間通りに来てくれないと困るのだが・・・ちょっと苛立ちが出てきた10時35分頃の事、EF210に牽引された3461列車が新座駅構内に差し掛かった。

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EF210-124号機に牽引され、新座駅の中線を通過する3461列車。

3461列車は、武蔵野線内、越谷貨物ターミナル~新鶴見信号場間は、新鶴見機関区のEF210が牽引を担当。この日は、124号機の担当だった。そして、EF210の後ろに連なるワム380000。この日の3461列車は、越谷貨物ターミナルを出発した時点で、ワム380000が5両連結されていた。

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2011年9月3日撮影の貨物列車

さて、団臨「特急やまびこ」の撮影に出かけた9月3日は、貨物列車も多数撮影している。今回は、この日撮影した貨物列車を取り上げます。まずは、同日昼前、大宮駅で撮影した貨物列車から。

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大宮駅6番線に進入する3090列車。

最初に撮影したのは、高崎線の貨物列車。大宮駅で高崎線からの貨物列車を撮影する場合は、4番線側から撮影するのだが、この日は、ある列車を狙っていた為、4番線ではなく6番線からの撮影となった。結果的には、私の勘違いで、狙っていたものは撮れなかったのだが・・・まずは石油返空の3090列車。EF64 1015号機牽引だった。

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配6794列車。

続いて配給6794列車。この日の配給列車は、EF64 1009号機の牽引。空コキにタキと、配給列車らしい編成だった。

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安中駅で安中貨物を撮影

さて、上毛電鉄の新春イベントに出かけた1月3日は、夕方、安中貨物も撮影した。

この日の安中貨物の牽引機は、JR東日本がEF81の老朽置き換え用に登場させたEF510。2010年12月のダイヤ改正より、ついにEF510が常磐線の貨物列車にも進出し、EF81の運用を置き換えたのだが、その後、EF510に不具合があったのか、一部の運用にEF81が復帰。2010年12月26日に運転された安中貨物は、EF81 81号機が牽引を担当している。

そんな訳で、私にとって、JR東日本所有のEF510が牽引する貨物列車の撮影は、今回が初めてという事になる。その分、少し気合が入ったが、時刻は15時過ぎ。この時点で私はまだ群馬県内。青春18きっぷ利用では、明るい時間帯の通過となる大宮周辺へ行く事は出来ない。となると、停車するところでの撮影となるが、確か高崎駅は、普通列車が被る筈。と言う事で、思い切って安中へ行く事にした。

高崎駅17時発の普通列車横川行きに乗車。安中駅に到着したのは、17時12分の事。既に、日は落ちて真っ暗である。ホームを見渡すと、横川方の暗闇に同業者の姿を発見。実は、安中駅で安中貨物を撮った事は1回だけあるのだが、そんな端には停まらない。しかし、先客を無視して、前に入る混むのは失礼と思い、後ろに入り込んで待機した。

17時35分頃、前方よりEF510のライトが確認できた。少しずつ、ゆっくりと接近してくる。やがて列車は完全に停まるが、思った通り、停止位置はホームの中程だ。待機していた人達も、一斉に移動。私も前に移動し、撮影する事に。

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EF510に牽引され安中に到着した、安中貨物こと5388~5781列車。

この日、安中貨物を牽引してきたのは、EF510-513号機。寝台特急「北斗星」の客車の色に合わせた青い車体は、夜の駅にピッタリだ。

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2010年12月26日撮影の貨物列車

12月26日のお話。

前日までの仕事の疲れからか、朝からのんびり過ごしていたのだが、大宮で鉄道模型のイベントが有ると言うので、午後から行ってみる事にした。会場となる大宮ソニックシティには、15時頃の到着。40分ほど会場内を眺めて、再び大宮駅に戻ってきた。

実は、この日、16時頃に大宮駅を通過する貨物列車の牽引機が、俗に言うネタガマと呼ばれる機関車が立て続けに来る事が解っていたので、どうしても撮影しておきたかったのである。撮影場所となる大宮駅11番線ホームに向かうと、同業者がそこそこ集まっていた。とりあえず、カメラの準備をして、列車の通過を待つ事に。まず最初に来たのは、この列車である。

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EF65 1127号機が牽引する5593列車。

広島車両所で更新工事を受けたEF65 1127号機。貫通扉が黄色く塗られたタイプの物を使用している事から、「カラシ」と言う愛称でも親しまれている車両である。弊ブログでも2009年1月18日付記事で取り上げているが、この後、同機は、大宮車両所に入場。入場時に、他のPFと同じような2色更新機に塗り変わってしまうのではないかと心配していたのだが、入場前と殆ど変らぬ姿で出場し、黄色い貫通扉もそのままである。綺麗なうちに撮影出来て良かった。

この5593列車の通過直後、あの安中貨物が通過する。牽引機が、最近になって、JR東日本が増備を進めているEF510への置き換えられた筈なのだが・・・

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EF81 81号機が牽引する安中貨物。

御覧のように、この日の安中貨物を担当したのは、お召列車牽引の実績があるEF81 81号機。EF510牽引の安中貨物も撮りたかったのだが、残念ながら、ちょうどEF81による代走が掛かっているようで、JR東日本所有のEF510が牽引する貨物列車の撮影は、もう少しお預けとなってしまいそうだ。

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走り去る安中貨物を後追い。

トキ25000が4~5両ほど連結される日もあるのだが、この日の安中貨物は、御覧のように、タキ15600形のみの編成だった。

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2010年11月28日撮影の貨物列車

11月28日のお話。

11月最後の日曜日となったこの日。朝から好天に恵まれ、東京メトロの綾瀬車両基地では、イベントも開催されていた。私も、このイベントに絡めて、ある打ち合わせに出かける予定だったのだが、打ち合わせ自体が先方の都合で中止になり、また、前日までの仕事の疲れと、綾瀬車両基地がかなり混んでいるとの情報が入ってきたため、午前中はのんびりと家で過ごした。

お昼頃になり、何気なくパソコンで情報収集をしていると、なにやら安中貨物にカシオペアカラーのEF81が入っているとの情報が・・・JR東日本では、老朽化したEF81の置き換え用として、EF510の500番台車を新製し、「カシオペア」「北斗星」と言った旅客列車については、EF81を置き換えたが、12月のダイヤ改正からは、更に一部の貨物列車の運用にもEF510が投入される模様。となれば、カシオペアカラーのEF81が牽引する安中貨物は、未だ撮った事がないし、もしかしたら最後のチャンスかも?そう思い、疲れた体に鞭を打って出かける事にした。

とりあえず、新小平駅から武蔵野線に乗り、まず立ち寄ったのが南浦和。と言うか、ここで京浜東北線に乗り換えようとしたところ、ちょうど武蔵野線上り貨物列車が接近していた。そこで、まずはこの列車から撮影してみる事にした。

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隅田川発宇都宮貨物ターミナル行き5593列車。

ちょうど良いタイミングでやって来た5593列車は、新鶴見機関区のEF65 1095号機が牽引を担当していた。御覧のように、2色更新機なのだが、ナンバープレートが白地の物で、このタイプの車両は、光線状態によって、ナンバーが読みにくくなる。この撮影でも、画像を見ると、下一桁が読み難かった。それだけに、私自身は、このタイプの車両をあまり好きではないのだが、EF65自体も、徐々に姿を消しつつあるだけに、あまり贅沢を言っている余裕は無さそうである。

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