万博終了後の愛知環状鉄道
リニモの次は愛環です。
リニモは「万博八草」と言う駅名のままであるが、愛環は、万博終了後に「八草」と言う駅名に戻っている。これは万博期間中のみ駅名を変更すると予告されていたので、そう驚く事ではない。それより驚いたのは、愛環の駅の工事の進行状況だった。
万博期間中は名古屋方面行き列車の発車ホームとして使用されていた2番線は、工事のため閉鎖中。既にホームの屋根も所定の4両分に対応した物へと変わっていた。そして2番線ホームの裏側では工事の真っ最中であった。
その後、ぐるっと回って1番線側へ。万博期間中は、広々とした改札口を出て、リニモへと向かう通路があったのだが、それもすっかり撤去されている。
では、この八草駅より電車に乗ってみることにしよう。今の八草駅の改札は、万博期間中、入口専用として使用されていたリニモとの連絡橋上にあった改札口が、メインの改札口となっているのだが・・・
なんと係員が不在時間帯だったので、乗車駅証明書発行機を使用することに。自動改札機も何処かへ行ってしまっていた。この状態も仮設のようだが、何も無ければ、この八草駅は無人駅でも充分なようだ。ホームへ入ると、JRからの岡崎行き直通電車がやって来た。
名古屋からの岡崎行きの前面表示は「普通」となっている。
こちらは側面の表示。これも解りにくい。
211系を見送った後、愛環2000系で高蔵寺へと移動した。
万博期間中と違い、列車は2両編成。車内は適度に座席も埋まっており、やはり何も無ければ2両で充分なのだろう。JRの313系のコピーともいえる車両だけに乗り心地も座席の座り心地も快適。ボックスシートに座れたのだが、クッションが良くついつい眠ってしまった。
高蔵寺ではいったん出場し、今度は岡崎へと向かう。列車は名古屋からの直通。もちろん211系だ。JRのホームである6番線から乗車する。
JRから愛環の乗務員へと交代して出発。この直通運転開始に備えて整備された連絡線上を直通列車は走っていく。4両編成の車内はガラガラで、やはり愛環の線内では2両でも充分。4両では過剰気味である。まあ、中央線に入ると、今度は2両では足りないから仕方ないのかもしれない。
それにしても、この日はとても寒い。単線区間の多い愛環では、列車行き違いで暫く止められる事があるが、その都度、全てのドアが開くので、風が強いと車内にいても辛い。JR東海の211系は中ドアのみを開けることも可能なのだが、愛環は無人駅が多いことから、ドア操作は運転士がやるため、いちいちそこまで操作するのは大変みたいだ。せめて押しボタン式の半自動ドア対応車が入ってくれると有り難いのだが・・・ そして全区間乗りとおすのなら、やはりロングシートよりもクロスシート車のほうが良いなと思ってしまった。
岡崎駅0番線に停車中の愛環経由名古屋行き。
岡崎駅では、JR車同士の並びがあるかなと、ちょっとだけ期待したのだが、この列車に関しては、すぐに折り返してしまったため、1番線に入ってくるJR車との競演は見られなかった。それにしても、岡崎駅0番線に停まっているJR車を見るのは何となく違和感があるなあ。
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