今日は、駅のバリアフリー化のお話。
西武鉄道では、各駅のバリアフリー化を進めているが、2010年度は、前年度から継続して行われている江古田・野方・狭山市の他、新たに西武立川・武蔵大和・鷹の台などでバリアフリー化工事が実施される事になっている。
この中で、私自身が気になっているのが、西武多摩湖線の武蔵大和駅と、西武国分寺線の鷹の台駅である。鷹の台駅に関しては、仕事の関係で、月に1~2回は確実に立ち寄る駅である事から、どのように工事が進んで行くのか、立ち寄る度に気になっていた。そして、8月末に訪れた時、駅構内に工事の案内が貼られ、9月3日より、バリアフリー工事に着手する事を知った。
そこで、9月6日の夕方、鷹の台駅に立ち寄り、どのように工事が進められているのか、この目で確かめる事にした。国分寺駅から、西武多摩湖線ではなく、国分寺線に乗車し、鷹の台駅に到着したのは19時頃のことであった。ホームに降り立つと、まずは事前の告知通り、改札口からホームへと通じるスロープが閉鎖されている事を確認。早速、その模様を撮影してみた。
バリアフリー化に向けて、スロープが閉鎖された鷹の台駅。
バリアフリー工事の為に、スロープを閉鎖すると言うのは、バリアフリーに反するのではないかと思われる方も多いかと思う。それは私も一緒。しかし、ホームに掲示されているバリアフリー工事のお知らせを見ると、この場所にエレベーターが設置される事になっており、工事の都合上、スロープの閉鎖は仕方がないの事なのである。鷹の台駅は、1番ホームと2番ホームとの移動には、地下通路が設置されているが、新設されるエレベーターは、地下通路ではなく、エレベーター通路専用の跨線橋を設置して対応すると言う。エレベーターを地下に向けて設置するよりも、ホームから上を目指す方が、工事も簡単なのかもしれない。
スロープ閉鎖前の鷹の台駅1番ホーム。(2010年5月31日撮影)
最近のコメント