カテゴリー「惜別 レッドアロークラシック」の2件の記事

横瀬車両基地へ廃車回送されたレッドアロークラシック

一週間前、6月13日の撮影記です。

新秋津に到着した40155Fの分割作業を見届けた私は、そのまま秋津駅へ。更に所沢駅から、特急「ちちぶ13号」に乗車し、横瀬へ向かった。

6月8日、多くの西武鉄道ファンに見送られながら、横瀬車両基地への最後の旅に出た、レッドアロークラシックこと10105F。当日は、私も、横瀬駅でレッドアロークラシックの到着を見届けた。しかし、この日は、レッドアロークラシックが横瀬駅に到着した後、すぐに秩父鉄道沿線へ移動してしまったため、アントやD16号機関車による入替作業は撮影していない。レッドアロークラシックは、到着後、午後には通称「解体線」と呼ばれる留置線へ押し込まれてしまっているとのことで、ここに入っている姿も、しっかり記録しておこう。そう思い、40155F甲種輸送の撮影の合間に、特急列車で横瀬まで往復することを決めた。

所沢を発車してから50分。横瀬駅が近付いてきた。私はデッキに移動し、ドアの窓からカメラを構えることに。まずは、ラビューの車内から、解体線に入っているレッドアロークラシックを撮影してみた。

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6月8日に廃車回送されたレッドアロークラシック。

解体線に停められていたレッドアロークラシックは、事前に把握していた情報の通り、まだ編成を解かれていない状態であった。そして、パッと見た限りでは、部品が外された形跡もなく、現役時代のままのよう見も見える。7号車、クハ10705の前には、カバーがかけられた状態ではあるが、アントが置かれており、今後、更なる入換作業があるのではないかと想像したくなる光景である。

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レッドアロークラシック最後の旅 横瀬車両基地へ廃車回送される

4月29日に定期運行を終了したレッドアロークラシック。

引退を惜しむ声に応える形で、5月に入ってから数回にわたり、臨時運行を行ってきたが、6月5日に開催された「西武・電車フェスタ2021in武蔵丘検修場」に合わせて運転されたツアー列車で、完全に運行を終了した。そして、3日後となる6月8日、横瀬車両基地へ向けて、最後の旅に旅立ってしまった。

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旅立ちの朝、小手指車両基地で赤電カラーの101系と並んで留置されていたレッドアロークラシック。

6月5日夕方、最後の営業運転を終えたレッドアロークラシックは、そのまま南入曽車両基地へ入庫した。しかし、翌日の6月6日には、小手指車両基地へ回送されていた。

旅立ちの日。私は、まず小手指車両基地へ。午前8時40分頃、レッドアロークラシックは、赤電カラーの101系と並んで留置されていた。

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別の角度からも撮影。

レッドアロークラシックは、パンタグラフを上げており、更に「小さな旅」のマークを掲出していた。「小さな旅」の幕は、かつて、駅単位で募集していた「レッドアローで行く〇〇の旅」と言うツアー専用の列車で見られたのだが、最近では、そのようなツアーも見られなくなってしまった。最後の旅路。せめて、旅立ちの回送列車は、この幕で走ってほしいと思ったのは、私だけではない筈である。

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最後はラビューも絡めて。

レッドアロークラシック、赤電、そしてラビューとの並びを撮って、小手指車両基地での撮影は終了。急いで、狭山ヶ丘駅へ戻った。

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