カテゴリー「鉄道:JR東日本」の976件の記事

八高線 「DLレトロ八高号」を撮影する

11月11日の撮影記です。

この日、八高線では、「DLレトロ八高号」と称した団体臨時列車が、高崎~小川町間で運転されることになっていた。この列車は、旧型客車3両の前後に、DD51を連結したプッシュプル方式で運転される。DD51も旧型客車も久々の八高線入線。これはどうしても撮影しておきたい。とは言え、どの撮影地も人でいっぱいだろう。さて、どこへ行くべきか・・・

当日、私は6時50分ごろに自宅を出発。西武新宿線久米川駅から本川越駅へと向かい、そこから東武東上線川越市駅まで徒歩で移動。川越市駅から東武東上線に乗り込み小川町駅へ。更に小川町駅からJR八高線に乗り換え、辿り着いたのは松久駅。ここから高崎方面へ10分ほど歩いた辺りで撮影できればと考えていた。松久駅から、いざ撮影地へ向けて歩いていると、Facebookのフォロワーさんと出会った。ご家族全員で、この列車の撮影に来ており、5時前に自宅を出て、この先の踏切で待機しているという。そこで、私も、その場所にお邪魔して、ご一家の後ろから撮らせていただくことにした。

撮影地到着後、早速、準備に取り掛かるが、とにかく風が強い。列車本数が少ない八高線。「DLレトロ八高号」が来るまでに、練習用の列車は、上り列車、下り列車とも1本ずつしかない。数少ない練習用の列車のうち、先に来た下り列車に関しては、列車接近時の風圧が予想以上に強く、撮影に失敗。更に、上り列車に関しても、カメラの誤操作により撮影失敗と、嫌なムードのまま、本番を迎える事になった。

11時11分、お目当ての「DLレトロ八高号」がやって来た。早速撮影を開始することに。

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DD51 842号機が先頭でやって来た「DLレトロ八高号」

事前の告知通り、小川町方の先頭に立っていたのは、これまでに何度もお召列車の牽引を担当してきたことがあるDD51 842号機であった。相変わらず美しく整備されている。

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近付いてきたところでもう一度。

本番では、カメラの調子も良く、接近してきたところで、もう一度撮影してみた。

この後、折り返しの「レトロ八高号」も撮ることになるのだが、次の撮影までは、まだ4時間ほどある。さて、どこで時間を潰すか・・・

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E217系Y-2編成の廃車回送を撮影する

では、ここで順番を入れ替えまして、本日、9月12日の撮影記です。

遅めの夏休み3日目を頂き、朝から西武線沿線を中心に撮影をしていた私。昼頃に、Ⅹ(旧Twitter)を見てみると、E217系、Y-2編成の廃車回送が行われているとの情報を入手。午後からは、この廃車回送を撮ることにした。

E217系は、横須賀線・総武快速線で運用されていた113系の置き換えを目的として、1994年に登場したJR東日本の近郊型車両で、混雑緩和のために、近郊型車両としては初の4扉を採用。1999年までの5年間に亘り増備が続けられた。長年に亘り、横須賀線、総武快速線と、総武快速線、更に直通運転をしている内房線や外房線などで活躍を続けてきたが、製造から25年以上が経過。老朽化のため、2020年より、次世代車両、E235系への置き換えが始まった。今回、廃車となったY-2編成は、量産先行車最後の生き残りで、Y-2編成の廃車により、量産先行車は全滅となる。

E217系の廃車回送は、大船から東海道本線、武蔵野線、中央本線、篠ノ井線を経由し、長野総合車両センターへ向かう。平日とは言え、有名撮影地は、それなりの混雑が予想された。人が多くても撮影できる場所を考えた結果、中央本線の多摩川橋梁で撮影することを選択。日野へ向かった。

最寄りの日野駅に到着したのは、13時30分頃のこと。多摩川橋梁は、光線状態の良い上り線側か、光線状態は良くないが被りの心配のない下り線側か。撮影地へ向かって歩く際、どちらに行くか悩んだが、結局は、光線状態の良い上り線側を選択。先客の方に配慮しながら場所を決めて、廃車回送を待った。

現地到着から約15分。14時05分頃になるが、E217系Y-2編成の廃車回送が近付いてきた。

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解体先の長野総合車両センターを目指し、中央本線多摩川橋梁を渡るE217系Y-2編成。

長野総合車両センターへの帰らぬ旅。Y-2編成を長野までエスコートしたのは、電車と客車、どちらにも連結が可能な双頭連結器を装備したEF64 1031号機。長岡車両センターには、この1031号機の他、1030号機と1032号機、合わせて3両のEF64に双頭連結器が装備されており、総合車両製作所新津事業所で落成した車両を、首都圏の車両基地へ送り込んだり、新車の投入に伴い廃車となった車両を、解体先の長野総合車両センターへ送り込むと言った配給列車の牽引業務をこれまで繰り返してきたが、JR東日本では、配給列車牽引用の新型事業用電車E493系を製造し、量産先行車が本格運用開始に向けて各地で試験が繰り返されており、双頭連結器を装備した機関車に残された時間は、そう長くなないのかもしれない。それだけに、順光で撮影できて良かった。

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グリーン車を中心に撮影。

さて、ここではY-2編成の廃車回送のみを撮影する予定だったが、通過後も、少しだけ撮影を続けることにした。その理由とは・・・

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東京へ向かう209系1000番台、トタ81編成。

Y-2編成の廃車回送通過からおよそ7分後。209系1000番台、トタ81編成による快速東京行きが背後からやって来た。E233系へのグリーン車連結に向けた準備工事のため、常磐線各駅停車から転用されてきた209系1000番台車。グリーン車連結に向けた4号車へのトイレ取り付け工事も8割方終了し、助っ人として中央線にやって来たこの車両も、引退が近付いてきているのではないか。最近では、見かける度に、そんな事を考えてしまっている。後追いではあるが、順光で撮影できたことは嬉しかった。

209系トタ81編成の撮影を以て、多摩川橋梁から撤収。風が吹いているとは言え、残暑厳しい午後。河川敷も暑かった。

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E491系 上野東京ラインを検測

8月19日の撮影記です。

この日、昼頃を目途に、秋葉原へ向かう予定だった。前夜、月刊誌「鉄道ダイヤ情報」の掲載締め切りに間に合わなかった新着情報などを取り上げる「DJ鉄道楽ナビ」を見ると、JR東日本が所有する事業用車両、E491系「East i-E」が、お昼前に、品川~尾久間、上野東京ラインを検測するという情報を発見。定期的に、JR東日本管内の電化された在来線各線(新幹線との直通区間を除く)を検測しており、その模様は、これまでにも何度か弊ブログで取り上げているが、上野東京ラインの検測は、これまでに撮影した事が無く、秋葉原へ向かう前に、E491系を撮影することにした。

DJ鉄道楽ナビからの情報によると、E491系は、東京駅を11時11分に通過。上野駅に11時19分に到着するという。この日は、午後から宇都宮へ行く予定だったので、国分寺駅で休日お出かけパスを購入。中央線快速電車、山手線と乗り継ぎ、御徒町駅へ。同駅の1・2番線、秋葉原方先端より、E491系を撮影することにした。御徒町駅の通過時刻は、11時16分頃と予想。1番線にやって来る京浜東北線の横浜方面行き電車は、11時14分発の後、11時19分発まで5分、間隔が開くため、被る心配はなさそう。

11時14分発の京浜東北線、快速蒲田行きが入線してくると、前方、はるか先、秋葉原駅付近の下り勾配を降りて来るE491系の前照灯が確認できた。そして、快速蒲田行きは順調に出発し、これで被りの心配はなくなった。徐々に近付いてくるE491系。私も撮影体制に入ると、背後から、上野東京ライン、東京方面へ向かう列車が接近してくるのが解った。とりあえず、E491系と並ぶ事は間違いない。どんな車両でも良いから、まずは、この車両との並びを撮ろう。そう思いながら撮影に臨むことに。

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「踊り子」用E257系の回送列車とすれ違う、E491系「East i-E」

背後から迫って来たのはは、特急「踊り子」に使用されているE257系2000番台の回送列車。東京駅を11時30分に発車する特急「踊り子11号」の送込み回送と思われる。

そして・・・

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近付いてきたところでもう一度。

E491系が近付いてきたところで、更にE491系のみを撮影。

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上野方面へ走り去るE491系

京浜東北線の横浜方面行き電車が来ていない事を確認した上で後追い。「踊り子」用のE257系とはすれ違ったものの、京浜東北線の電車に被られることなく、無事に撮影を終えることが出来た。

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185系「足利大藤まつり号」とE257系の特急列車を撮影する

ゴールデンウィーク、5月4日の撮影記です。

5連休の2日目。朝からJR東日本の臨時列車を撮影するため外出する。この日、まず最初に狙うのは、数少なくなった185系による臨時特急「足利大藤まつり号」。この列車は、大船駅から東海道本線・東北本線(宇都宮線)を経由し、両毛線の桐生駅までの直通する。昨年から、E257系5500番台車による特急列車として運転されていたが、今年は、E257系が、3月のダイヤ改正で、吾妻線方面への特急列車に投入されたため、再び185系が登板することとなった。臨時列車とは言え、185系の特急運用復活。これは是非とも記録しておきたい。光線状態を考慮し、東海道本線内での撮影を計画したが、有名な撮影地は、どこも混雑していると予想。悩んだ末に思いついたのが、京浜急行の六郷土手駅。この駅の上りホームから、多摩川橋梁を渡る東海道本線が撮れる。自宅を7時30分頃出発。国分寺、新宿、品川と乗り継ぎ、六郷土手駅に到着したのは、9時10分頃のことであった。この時点で、上りホームの下り方先端には、数名の先客の姿が・・・ 先客の邪魔にならない場所に陣取り、通過電車にに気を付けながら、撮影を開始した。

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堂々14両編成で東海道本線を下る特急「踊り子3号」

9時15分、E257系14両編成による特急「踊り子3号」がやって来た。2020年から走り始めたE257系による踊り子号。前9両、伊豆急下田行きは、かつて、中央本線の特急「あずさ」「かいじ」で運行されていた車両を転用した2000番台。そして、後ろ5両、修善寺行きは、かつて、房総半島の特急列車に運用されていた5両編成の500番台を転用した車両で、こちらは2500番台を名乗っている。2000番台と2500番台を併結した14両編成を撮ったのは、実は、この日が初めて。185系の15両編成と比較すると、1両短いが、それでも、14両編成で走る姿は圧巻。この場所で、185系の15両編成も撮っておけば良かったと後悔した。

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E257系2000番台車、9両編成による上り回送列車。

「踊り子3号」通過からおよそ10分後のこと。今度は、E257系2000番台車のみ、9両編成の上り回送列車がやって来た。時刻からして、東京駅10時ちょうど発の「踊り子5号」の送込みだろうか。

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「SLレトロみなかみ号」と「EL横川ナイトパーク号」を撮影する

4月8日の撮影記です。

祖父母の墓参りで高崎へ行くことになった。鉄道ダイヤ情報5月号によると、4月8日は、高崎~水上間に「SLレトロみなかみ号」、高崎~横川間に「EL横川ナイトパーク号」「DL横川ナイトパーク号」が運転されることになっており、墓参りの前後に、これらの列車の撮影が出来そう。カメラバックに線香とチャッカマンも入れて、いざ高崎へ向かうことにした。

高崎線の普通列車で高崎に到着したのは、9時17分のこと。休日お出かけパスを使用していたため、係員がいる改札口で神保原~高崎間の運賃を精算して下車。高崎駅西口から線路に沿って北の方向へ歩くこと10分少々。撮影地として考えていた、上越線と信越本線の並走区間の線路沿いの道へと辿り着く。持参した踏み台や一脚を屈指して、フェンスを交わすが、鉄道敷地内の草が意外と伸びており、これは想定外だった。草までは交わすことが出来なかったが、この後の予定を考慮すると、他の撮影地に行くことも難しいため、ここで撮影することにした。

撮影地で待つことおよそ15分。「SLレトロみなかみ号」がやって来た。

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高崎駅を発車。一路、水上へと向かう「SLレトロみなかみ号」

白煙を上げ、一路、水上へ向けて走り出した「SLレトロみなかみ号」。牽引するD51 498号機には、ヘッドマークも掲出されている。そして、後ろに連なる6両の旧客。ぶどう色の車両が続く中、4両目の車両を見ると・・・

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スハフ42 2234

昨年9月、スハフ42 2234が、これまでのぶどう色2号から、青15号に塗装を変更した。1964年から施工された、近代化改造工事に合わせて、客車の塗装がぶどう色2号から青15号への変更が行われ、このスハフ42 2234も、1972年に青15号へ変更されている。国鉄末期、イベント列車用として、高崎へ転属してきた際に、ぶどう色2号へ塗装を変更。今回、28年ぶりに、青15号を纏うことになったとのこと。青15号塗装の旧型客車ではなかった等級表示が入っているのは、他の車両に合わせての事だろうか。出来れば、あと1両ぐらい、青色の車両があっても良いかもしれない。


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中央本線 残堀川橋梁を訪ねる

およそ3週間前、3月21日午前中の撮影記です。

春分の日。祝日の火曜日と言う事で、この日は、米タンの運転があるのではないかと思い、朝からTwitterを検索するも、機関車の送込みの目撃情報が上がらない。自分の目で確かめようと現地へ向かい、11時頃まで、拝島駅の駅前で観察していたが、残念ながら運休だった。横田基地専用線沿いの桜も咲き始め、米タン返空列車と桜の組み合わせを撮ろうかと思ったが、その願いは叶わなかった。

桜と貨物列車の組み合わせを撮っておきたい。この時間帯で効率よく取れる貨物列車はないものかと考えていたところ、八王子発川崎貨物行き8460列車の存在を思い出した。あの列車なら、今からでも間に合う筈。向かった先は、中央本線の残堀川橋梁を見下ろすことが出来る撮影地。川沿いの桜は、この時点で四分から五部咲きと言ったところだろうか。

11時44分、背後から、こんな列車がやってきた。

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E233系ワンマン車、P518編成の回送列車。

3月18日のダイヤ改正を機に、青梅線、青梅~奥多摩間でワンマン運転が開始された。ワンマン運転開始に合わせて、青梅線で運用されているE233系青編成のうち、4両編成5本にワンマン運転対応工事が施された。そのうち、4編成には、青梅~奥多摩間、通称「東京アドベンチャーライン」の四季をイメージしたラッピングが施され、かつて、西武多摩川線で運行されていた四季の電車と同じように、それぞれ、春編成・夏編成・秋編成・冬編成として運行されている。この日、残堀川橋梁に到着してすぐに現れたのが、東京アドベンチャーラインの春をイメージしたP518編成(春編成)の回送列車で、咲き始めた桜と合わせて撮ることが出来た。

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EF210-164号機が牽引する8460列車。

E233系P518編成通過から約12分後。ここでのお目当てである、八王子発川崎貨物行き8460列車がやって来た。この日、8460列車の牽引を担当していたのは、新鶴見機関区に所属するEF210-164号機。タキ1000形が主体の列車ではあるが、機関車の次位には、黒いタキ43000形も連結されていて、貨車の色も3種類。見た目華やかに見える。

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E353系S101編成による特急かいじ19号。

8460列車通過から約1分後。背後から、特急「かいじ19号」がやって来た。今やすっかり中央本線(東線)の特急列車の顔となったE353系。撮影後に画像を拡大してみてみたら、この日、「かいじ19号」に充当されていたのは、トップナンバーのS101編成。2015年7月25日、E353系量産先行車の甲種輸送を甲府駅で撮影しているが、あの時、甲種輸送中に甲府駅で撮影したE353系12両のうちの9両。残堀川の桜とE353系の組み合わせ、撮影したのは、この日が初めてだったかもしれない。

E353系「かいじ19号」の撮影を終えた私は、この撮影地から撤収。近くのバス停から、立川駅南口行きのバスに乗り込み、移動を開始した。

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185系C1編成で運転 臨時特急とちぎ1号を撮影する

3月25日の撮影記です。

この日、JR東日本は、大宮~宇都宮間に、185系C1編成による臨時特急「とちぎ1号」を運転した。

「とちぎ1号」は、鉄道開業150年及び「2023冬とちぎ観光キャンペーン」のフィナーレに合わせて運転されるもので、使用車両も、2022年11月12日、上越新幹線開業40周年を記念した運転された「新幹線リレー号」にも充当された、185系C1編成(新幹線リレー号カラー復刻編成)で運転されることが発表されており、これは、どうしても撮影しておきたい。

当日、自宅を6時30分頃に出発。実は、少し寝坊してしまって、タクシーアプリGOを初めて使用。新小平駅までタクシーを利用した。初めて使ってみたが、これは、なかなか便利。タクシー効果で、目的地の最寄り駅である栗橋駅には、ほぼ予定通りの時刻に到着することが出来た。

栗橋駅からは、宇都宮線(東北本線)の有名撮影地、通称「ワシクリ」の1つである黒小屋踏切へと向かう。東鷲宮~栗橋間の駅間にある有名撮影地は、どちらの駅から歩いても、30分以上はかかる。それでも、今回は、どうしても、この場所で撮影したかった。前日から軽い腰痛の症状があり、ロキソニンテープを貼っていた私にとって、30分の徒歩移動は、正直言ってきつい。しかも天気は雨。それでも、撮影地には35分ほどで到達。どうにか撮影場所も確保することが出来た。しかし、現地に到着してから間もなく、強い風が吹き始めた。傘もしっかり持っていないと飛ばされてしまうほどの風で、傘を差しながらカメラ片手で吹きさらしの撮影地で待つのは、かなりきつい。

風雨に耐え、先行列車を撮影しながら待つことおよそ30分。10時ちょうどになるが、「とちぎ1号」がやって来た。

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185系C1編成による臨時特急「とちぎ1号」

イチゴを模した特製ヘッドマーク(ステッカー)を掲出し、一路、宇都宮を目指す185系C1編成。新幹線リレー号カラーを復刻したこの編成の大きな特徴でもある、JNRマークを入れて撮りたい。その為に、この黒小屋踏切へとやって来たのだが、狙い通り、JNRマークもしっかり入って大満足。

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後追い。

1985年、東北・上越新幹線が上野駅まで乗り入れるようになり、「新幹線リレー号」が廃止されると、東北本線には、185系を使用した新特急「なすの」が、上野~黒磯間に設定された。このカラーであれば、「なすの」号での運転を期待したいところであるが、栃木県の観光キャンペーンで、栃木の名産であるイチゴをアピールする以上、「とちぎ1号」として運転することになったのだろう。

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中央線快速電車 E233系グリーン車組み込み編成の試運転に遭遇する

3月5日の撮影記です。

とある列車を撮影するため、中央本線の多摩川橋梁へ。

立川駅南口から西武バスを利用して、現地に到着したのは11時25分頃のこと。お目当ての列車の通過まで約40分。走り去るE233系を撮影しながら、のんびり待つことに。

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H51編成による快速東京行き。

グリーン車の運行開始に向けて、既存車両の4号車へのトイレ設置工事が進む中央線快速電車。6両編成と4両編成に分割出来るH編成は、H43編成からH59編成までの計16編成が用意されているが、2023年3月1日現在、H編成で4号車にトイレが設置されていないのは、H49編成とH51編成の2編成のみとなった。この日、多摩川の河川敷到着後、良いタイミングでやって来た快速電車に、H51編成が充当されており、数少なくなったトイレなしのH編成を記録することが出来た。

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T21編成による快速東京行き。

H51編成に続いてやって来たのは、10両固定編成のT21編成による快速東京行き。10両固定編成のT編成は、モハユニットの位置を分割対応のH編成に合わせるため、5号車と6号車、2両続けてサハE233が連結されていたが、このうち6号車として連結されていた、サハE233の500番台車にトイレを設置した上で、連結位置を4号車へ組み替えたため、H編成とはモハユニットの位置が揃わなくなった。

T21編成による快速電車が通過した後は、次の上り電車まで8分、間隔が開く筈なのだが、僅か3分後には、次の上り電車が近付いてきた。とりあえず撮影してみると・・・

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グリーン車を組み込んだT24編成の試運転列車。

11時40分に多摩川橋梁を通過したのは、グリーン車を組み込み、12両編成となっているT24編成。グリーン車は、まだ4両、2編成分しか落成していない。私自身、グリーン車組み込み編成を撮影したのは、今回が初めてだが、12両固定編成となった姿を見ると、僅か2両の差ではあるが、とても長く感じてしまう。

グリーン車組み込み編成の試運転。東海道本線で試運転をやっていたという話は、SNSの投稿で目にしていたが、この日の試運転も東海道本線まで行くのだろうか。そんな事を考えていると・・・

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高尾方面へ向かうE233系T24編成の試運転列車。

11時52分、T24編成の試運転が戻って来た。上りの試運転を撮影してから僅か12分後の出来事であった。僅か12分で戻って来たとなると、国立駅2番線で折り返してきたのかな?

2023年度末とされているサービス開始まで、あと1年(?)。引き続き、グリーン車に乗れる日を、首を長くして待ちたいと思います。


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祝 上越新幹線開業40周年記念 新幹線リレー号を撮影する

1か月前。11月12日の撮影記です。

今年、2022年は鉄道開業150年の節目の年。各鉄道会社は、10月14日の鉄道の日を中心に、様々なイベントを企画しているが、11月に入り、新たな〇〇年記念を迎えることとなった。

今から40年前、1982年の11月15日。上越新幹線が大宮~新潟間で開業した。東北新幹線の暫定開業から5か月遅れての開業であったが。5か月前に開業していた東北新幹線と合わせて、当時の北の玄関口とも言われた上野駅とは、在来線を使って移動するしかなく、上野駅と、東北・上越新幹線の仮の出発駅となっていた大宮駅とを結ぶ「新幹線リレー号」を設定して対応していた。

あれから40年。今年6月には、東北新幹線の開業40周年記念のイベントが開催され、その際には、上野~大宮間を185系による「新幹線リレー号」が運転された。踊り子号カラーの車両での運転とは言え、185系の「新幹線リレー号」は、とても懐かしく感じられた。そして、今回、上越新幹線の開業40周年の記念として、E2系1編成を、かつて東北・上越新幹線で運行されていた200系カラーに塗り替えたリバイバル編成が登場。このE2系を使用した開業40周年記念列車を、新潟~大宮間で1往復運転させるほか、185系を使用した「新幹線リレー号」を、大宮~上野間で1往復運転されることにした。しかも、今回の「新幹線リレー号」は、前回、6月の時とは異なり、既存の0番台車の編成を組み替えた上に、「新幹線リレー号」運行開始(寒冷地仕様となった185系200番台)当時を再現する。

実は私、所謂「新幹線リレー号」カラーは大好きで、以前、リレー号カラーに塗り替えられた、185系C1編成が、大宮総合車両センターを見渡せる橋の下に現れたと聞いた時も、待っていられずに、C1編成の様子 を見に行ったことがある。それだけに、今回の「新幹線リレー号」の復活運転は、とても楽しみにしていたのだが・・・

「新幹線リレー号」の復活運転は、大宮~上野間の1往復。この区間、昔は線路沿いの道路も撮影しやすい場所が多かったが、今は、殆どの場所で、2メートル以上はありそうなフェンスで覆われている。11月11日の夜、仕事帰りに浦和方面へ足を伸ばし、何か所か、候補地を訪れて、持参したメジャーを使用し、フェンスの高さを図り検証をしてみたが、小型の踏み台を使用して、ギリギリ交わせるかどうかと言うような状況であった。

当日、私は、朝6時半ごろ自宅を出発し、武蔵野線を使って南浦和へ。まずは、前夜に下見した場所へ行ってみたが、光線状態が良くない。そこで、方針を変更し、徒歩で蕨方面へ移動。南浦和駅前から歩くこと約15分。うらわ自動車教習所横の歩道橋に辿り着く。この歩道橋の踊り場で、撮影しながら「新幹線リレー号」を待つことにした。

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E001系「TRAIN SUITE 四季島」

この歩道橋に到着してから約30分。9時35分頃になるが、背後からE001系「TREIN SUITE 四季島」がやって来た。E001系は、架線集電により駆動する電車の機能と、1・10号車に設置されているディーゼル発電機により発電した電力で駆動するディーゼル・エレクトリック方式気動車の機能を併せ持つ「EDC方式」を採用することで、電化区間、非電化区間の両方を自力で走行することが可能となっており、JR東日本エリアを中心に、1泊2日又は3泊4日のコースで運転され、時には北海道まで足を伸ばすこともある。一度は乗ってみたいという思いはあるが、お値段が・・・

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651系1000番台車による特急「あかぎ8号」

四季島通過からおよそ25分。651系1000番台車による特急「あかぎ8号」がやって来た。1988年、常磐線の特急「スーパーひたち」用としてデビューした651系。常磐線から撤退後、一部の車両が、高崎・上越・吾妻線方面の特急列車に運用されていた185系の置き換え用として転用され、2014年3月15日のダイヤ改正から運用を開始した。転用に際して、直流区間のみの運転となることから、交流機器の一部が撤去され、直流区間専用車となった。デビューから既に34年。余剰気味のE257系の動き次第では、この車両も引退に追い込まれる可能性は高そう。光線状態が良くなったところで、651系が来てくれたことは、有り難かった。

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東武100系特別塗装「日光詣スペーシア」による特急「スペーシアきぬがわ2号」

「あかぎ8号」通過の1分後、東武特急スペーシアの特別塗装車「日光詣スペーシア」がやって来た。この列車は、鬼怒川温泉発新宿行き「スペーシアきぬがわ2号」。来年度には、後継車両となる「スペーシアⅩ」が登場する予定となっているが、JRへの乗り入れ便の車両について、100系スペーシアをいつまで使用するのかも気になります。

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E491系 中央快速線を検測

10月19日の撮影記です。

いつもと同じく、中央線快速電車で勤務地の西荻窪へ。乗車した快速電車が、三鷹車両センターの横に差し掛かった時、車両センター内に白地に赤帯の電車が留置されているのを発見した。この車両の正体は、JR東日本、在来線の電化区間の軌道・架線・信号関係の検測を実施する事業用車両、E491系「East i-E」。定期的に、JR東日本管内の電化された在来線各線(新幹線との直通区間を除く)を検測しており、その模様は、これまでにも何度か弊ブログで取り上げている。

朝の通勤時間帯に、E491系が三鷹車両センター内に留置されているとなると、今日の検測区間は中央線か。そう言えば、数日前に購入した、鉄道ダイヤ情報11月号に、確か中央快速線の検測を行うことが掲載されていたような・・・


半年ほど前、4月7日にも、昼休みを利用して、西荻窪駅でE491系を撮影していた。その時のスジと同じだろう。この日は、ちょうど昼休みを利用して、荻窪まで行く用があり、少し早めに昼休みを撮ることにしていたため、その際に撮影出来そう。11時50分頃、西荻窪駅の緩行線ホーム吉祥寺方へ立ったが、ここで撮影すると、半年前と同じアングルでの撮影となる。タイミング良くやって来た中央・総武線各駅停車に乗り込み、私の定期券の最東端となる阿佐ヶ谷駅まで移動し、ここでE491系を待つことにした。


12時00分、「East i-E」が見えてきた。早速、コンデジを使って撮影を開始する。

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中央快速線を検測するE491系「East i-E」

半年前の撮影時は、西荻窪駅が11時56分の通過だった。西荻窪駅から阿佐ヶ谷駅までは約4分と予想し、ここでは中央線快速電車の下り電車も交わせるだろうと判断していたのだが、通過1分前に下りの中央特快が通過。一瞬冷やりとしたが、無事交わすことができた。

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近付いてきたところで、もう一度撮影。

被りも並走も無かったという事で、近付いてきたところでもう一度撮影。もう7年以上使用しているコンデジのため、最近では、夕方から夜間にかけての撮影の場合、少しぼやけるような感じに写るようになってしまったが、昼間の撮影では、まだまだ使えそうな感じ。とは言え、そろそろ代替機も考えなくては・・・

撮影後、下りの各駅停車に乗り込み、荻窪駅へ。昼食を食べて、野暮用を済ませた後、事務所へ。昼休みに鉄分補給をすることができた。

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