カテゴリー「鉄道:JR東海」の217件の記事

西武 サステナ車両第一弾 小田急8000形8261Fの甲種輸送を撮影する その1

では、ここで更新順序を入れ替えまして、旬な話題からお送りしたいと思います。5月19日の撮影記です。

西武鉄道が昨年度より導入準備を進めてきたサステナ車両。第一弾となる小田急電鉄8000形の8261Fが、甲種輸送により、新天地へ向かう事になった。

小田急8261Fは、同僚の8257Fに牽引され、海老名検車区を出発。新松田駅まで回送された後、JR貨物の機関車により、松田駅への連絡線を通って御殿場線へ。早朝、沼津まで輸送されていた。私は、早朝、自宅を出発。東京駅から東海道新幹線「こだま705号」に乗り込み三島へ向かった。三島駅で、東海道本線の熱海~豊橋間などが乗り降り自由となる、休日乗り放題きっぷを購入し、東海道本線の下り列車に乗車。まずは沼津へと向かう。この日、私は、静岡地区に残り、最後の活躍を続けているJR東海の211系5000、6000番台を撮影するのが主目的で、最初の撮影地として予定していた東田子の浦へ向かうために乗車した普通列車が、沼津駅で10分間停車するため、この10分間を利用し、御殿場線が発着する5・6番線まで行けば、小田急8261Fを撮ることが出来るだろうと、軽い気持ちで降りたのだが・・・

実際には、タイミング悪く入替の最中で、駅のホームからは望遠レンズを使っても撮り辛いという状況。仕方なく、再び東海道本線の下り列車に乗り込み、発車後、最前部車両の車内から撮影することにした。

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機回しのため入替中の8261F。(沼津駅発車後の東海道本線下り普通列車の車内から撮影)

新天地の西武鉄道へ向かうため、まずは沼津にやって来た小田急8261F。この後、機関車を反対側に付け替えて、いよいよ東京方面へ向かう事になる。この時点で、牽引機がEF65 2074号機であることは確認できた。

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JR東海211系5000番台 中央本線の定期運用が消滅

続いても、Ⅹ(旧Twitter)やFacebookからの情報となります。

中央本線の名古屋~中津川間や、東海道本線の熱海~豊橋間などの普通列車で活躍を続けていた、JR東海の211系5000番台。2022年3月から、新型車両315系への置き換えが始まりましたが、315系の増備が順調に進んだことにより、遂に10月6日を以て、中央本線の名古屋~中津川間の定期運用が消滅。同区間の普通列車は、全列車、新型車両315系に統一されたとのことです。

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名古屋駅8番線に停車中の211系5000番台。(2021年12月26日撮影)

211系5000番台は、国鉄から引き継いだ103系や113系と言った陳腐化の激しい車両を置き替えるため、1988年7月から投入が開始された。中央本線には、4両編成と3両編成の2種類が用意され、時間帯により、最短3両編成から最長10両編成まで組み合わせて使用されてきた。

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終日8両編成に統一された中央本線の普通列車。(2023年6月25日撮影)

しかし、2022年3月より、次世代通勤型車両、315系の投入に合わせて、名古屋~中津川間のすべての列車が8両編成に統一され、10両編成の列車は、一足早く見納めとなった。今年、6月25日に、8両編成で運用中の211系5000番台車を、名古屋駅で撮影しているのだが、この時の撮影が、私にとって、中央本線で運用中の211系最後の撮影となってしまった。

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ブログ開設18周年

いつも「TOMOの鉄日誌」をご覧頂きまして有難うございます。

2004年9月6日に誕生した「TOMOの鉄日誌」は、おがげさまで、本日9月6日で、開設18周年を迎える事になりました。

18周年にちなみまして、「18」の付く車両と言う事で、今回は、この車両のお話をしたいと思います。


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ED18 2号機。(2008年7月27日 浜松工場 新幹線なるほど発見デー 会場内で撮影)

ED18形電気機関車です。ED18は、1953年から1955年にかけて、線路規格の低い飯田線、飯田~辰野間で使用するため、軸重軽減改造を、初代ED18形1両及びED17形2両に対して、浜松工場において施工した車両で、1976年まで飯田線の貨物輸送に活躍してきました。その後、2号機だけが、浜松工場の入替用車両として転用され、入替用機関車がED62に置き替えられてからも、浜松工場内で保管されてきましたが、1991年、飯田線中部天竜駅構内に開設された佐久間レールパークに移設。更に、翌1992年には、飯田線「トロッコファミリー号」の牽引機に抜擢され、走行可能な状態に整備され現役復帰。2005年まで活躍しました。

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「トロッコファミリー号」の牽引機として活躍中のED18 2号機。(2005年7月30日 飯田線野田城駅にて撮影)

2005年の引退後は、浜松工場内で保管されていましたが、2011年よりリニア鉄道館で展示されており、現在でも、その雄姿を見ることができます。

本日より、19年目に突入いたします。引き続き、多くの皆様に楽しんでいただけるよう、精進してまいります。今後とも、TOMOの鉄日誌を、どうぞ宜しくお願いいたします。

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最後のロクニ ED62 17号機が姿を消す

ここ数日、Twitter上で、かつて飯田線で活躍をしていた、ED62形電気機関車の事が話題に上がっています。私自身、好きな電気機関車ですので、その動向について、とても気になっています。そこで、弊ブログでも、この事を記事にしておきたいと思います。

ED62は、飯田線北部で活躍していた、旧型の輸入電気機関車などを置き換える目的で、中央本線で活躍していたED61を改造したもの。中央本線と比べて、低規格な飯田線には、そのままでは入線できない為、軸重軽減を目的に、従輪の増設工事等が行われた。全部で18両が改造され、飯田線の他、大糸線でも運用されたが、最終的には、全車両が飯田線に集結したが、飯田線の貨物列車の廃止に伴い、2002年までに全車両が廃車となった。引退後のED62は、1号機がJR東日本の長野総合車両センターに、14号機がJR東海の佐久間レールパークに、そして17号機が、JR貨物大宮車両所に保存されていたが、14号機が2010年に佐久間レールパークの閉園に合わせて解体。また1号機も2016年に解体されてしまい、大宮にいる17号機が、国内に残る唯一のED62となってしまった。

そのED62 17号機が、ついに定位置から姿を消してしまった。同機は、ここ数年、大宮車両所の構内に放置されたままだった。

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長年、大宮車両所(大宮総合車両センター)構内に留置されていたED62 17号機が姿を消した。(2020年10月11日撮影)

私が、最後にED62 17号機を撮影したのは、昨年の10月11日。富山地鉄へ譲渡される、元西武鉄道の10000系NRAの甲種輸送を撮影した後の事であった。富山へ旅立つ元10000系を、高崎線の大宮~宮原間、大宮総合車両センター、大宮車両所が見える線路沿いの公道から撮影したので、その際に、このED62 17号機も撮影していた。

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大宮総合車両センターのイベントで公開された時のED62 17号機。

貴重な機関車なので、姿を消した理由が、今後のさらなる保存に向けた再整備と言う理由ならいいのだが、昨今の状況からすると、解体されてしまった可能性が高い。

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JR東海の佐久間レールパーク(閉園)には14号機が保存されていたが、この車両も解体済み。

なお、JR東日本の長野総合車両センターには、ED62の種車となったED61形電気機関車の兄弟形式にあたるED60形電気機関車が1両残されている。

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長野総合車両センターに残されているED60 1号機(2018年4月7日撮影)

私がED60 1号機を撮影したのは、今から3年前。2018年4月7日のこと。ご覧のように、この時点でも、車体はすっかり色褪せており、状態はあまり良くなかった。あれから3年。ED60 1号機は、今、どうなっているだろうか。

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レール輸送車キヤE195系と遭遇する

速報ブログ でもお伝えしましたように、本日、7月4日は、西武多摩川線の甲種輸送の撮影に出かけました。甲種輸送の模様は、後日、改めてお伝えいたしますが、今回は、その撮影時に遭遇した車両について取り上げたいと思います。

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中央本線多摩川橋梁を通過するキヤE195系。

15時41分頃のこと。背後から見慣れない車両が現れた。キヤE195系。JR東日本が老朽化したレール輸送用の機関車と貨車の置き換えるために導入した車両で、既にJR東海が導入している気動車方式のレール輸送車両、キヤ97系と同型の車両となっている。

【参考 JR東海キヤ97系】

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ロングレール輸送用車両

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定尺レール輸送用車両。

今回、多摩川橋梁で見かけた車両は、ロングレール輸送用車両であるが、JR東海同様、定尺レール輸送用車両も導入されており、こちらも現在試運転が繰り返されているとのこと。

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機関車牽引のレール輸送列車は、いずれ見納めに。

デビューに向けて、試運転が繰り返されているキヤE195系。レール輸送列車は、運転日やダイヤが公表されているわけではないので、撮影するのは難しい。キヤE195系が正式にデビューする前に、もう一度、機関車牽引のレール輸送列車を撮影したいと思っているのだが、果たして撮影できるだろうか・・・

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JR東海 在来線の新型車両315系の開発を開始へ

新年早々、大きなニュースが飛び込んでまいりました。

共同通信の報道によりますと、JR東海は、2020年度中に在来線の新型車両、315系の開発を始めることが明らかとなりました。これはJR東海の金子社長が、2019年12月31日までに、共同通信などのインタビューに応じたもので、1999年に登場した313系以来の新形式電車となります。

このニュース、元日の朝、飛び込んできまして、私自身、大変驚きました。置き換えの対象は、1986年から1990年にかけて製造された車両とのこと。211系・213系・311系が対象となります。

今回は、新型車両への置き換え対象となっている車両達を、取り上げていきたいと思います。

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新型車両へ置き換えられる事になった1986年製の211系0番台車。

置き換え対象となっている車両のうち、211系0番台車(4両編成2本)は、国鉄時代の1986年に製造されたもので、現在、JR東海に在籍する車両の中で、国鉄を知る車両は、この211系0番台車のみ。315系が登場すれば、JR東海の線路上から、国鉄時代の車両が消滅と言う事になる。

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JR東海になってから製造された211系5000番台車は、ロングシート仕様。

こちらは、JR東海になってから製造された211系5000番台車。国鉄時代に登場した211系がベースとなっているが、車内の座席はロングシート仕様となっており、中央西線では、最長10両編成で運転されている。新型車両、315系電車にも、ロングシート仕様が登場することになるのか。

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飯田線で運用中の213系5000番台車。

1989年から1991年にかけて、2両編成14本が製造された213系5000番台車。当初は、関西本線、名古屋~四日市間で運行されていたが、2011年より、トイレを取り付けた上で、全編成が飯田線に転用されている。

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武豊線にも入線する311系電車。

1989年から1990年にかけて、東海道本線の快速・新快速用車両として、4両編成15本が製造された311系電車。1999年に313系が登場するまでは、豊橋~大垣間の新快速を中心とした運用で使用され、まさに、東海道本線名古屋地区の主役級車両だった。

新型車両の315系は、愛知・岐阜県内の中央西線等に投入されるとのこと。置き換え対象の車両は、それ以外の地域でも走っているので、都市部に新型車両を入れて、既存の車両を玉突で地方へ・・・と言う流れになるものと思われます。

個人的には、飯田線を走る213系や、静岡地区を走る211系5000番台車を、どの車両で置き換えるのかが気になっています。2020年は、置き換え対象となっている車両達の記録を、少しずつ進めていきたいと思います。

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富士川駅にて

西武鉄道の新型特急、001系「Laview」B編成の甲種輸送を撮りに出かけた、2月2日午後のお話です。

甲種輸送の撮影のために訪れた、東海道本線の富士川駅。この日は、雲一つない快晴。ホームから眺める富士山は、とても美しかった。その為、甲種輸送を待つ間も、ついつい富士山を見てしまう。

せっかくきれいに富士山が見えているので、甲種輸送が通過するまでの間、一部の下り列車にもカメラを向けてみた。

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富士川駅を通過する、下り貨物列車。

富士川駅到着から約40分。手元の時計で、15時15分頃のこと。EF210-103号機が牽引する下りの貨物列車が通過した。東海道本線は、物流の大動脈。日中でも貨物列車が頻繁に走っている。この列車を牽引する、EF210-103号機は、吹田機関区の所属。EF210の100番台車は、武蔵野線でも良く見かけるが、下枠交差型パンタを搭載している100番台車は、101号機から108号機までの8両だけなので、私自身は、少数派の車両が見られたと言う事で、ちょっと嬉しい気分になる。

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第三浜名橋梁を通過する東海道本線の普通列車を撮影する

10月27日のお話です。

この日、私は、西武鉄道の新型特急車両、001系の甲種輸送を撮影するため、東海道本線の第三浜名橋梁を臨む事が出来る、西浜名大橋を訪れていた。この西浜名大橋の最寄り駅となるのは、東海道本線の弁天島駅。浜松駅から東海道本線の普通列車に乗り込み、名古屋方面へ向かって3駅目の駅である。

JR東海が管理する東海道本線のうち、浜松~豊橋間は、静岡方面から来る列車と名古屋方面から来る列車が入り組み、静岡車両区、大垣車両区、どちらの車両も見る事が出来て、車両運用の面で見ても、とても面白い区間と言える。

私は、甲種輸送が通過する、およそ1時間半前から、西浜名大橋で待機していた。お目当ての車両が通過するまでの間、1時間以上待つのは辛い事も多いのだが、JR東海の在来線車両が好きな私にとって、この場所は、飽きることなく待つ事が出来た。

そこで、今回は、この待ち時間の間に撮影した、普通列車の写真(主に上り列車)をご紹介していきたいと思います。

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大垣車両区所属の311系G11編成による、普通浜松行き5936M。

現地に到着して、最初に通過した普通列車が、この浜松行き5936M。この列車は、豊橋始発浜松行きとして運転されているが、充当されていたのは、大垣車両区に所属する311系G11編成。弊ブログでは、これまでにも、311系の事は触れているが、改めて簡単に触れると、311系は、211系5000番台をベースに、1989年から1990年にかけて製造した近郊型車両で、金山総合駅開業に伴う、東海道本線豊橋~大垣間の快速列車増発用として製造されている。JR東海の近郊型車両として初となる、時速120キロでの運転が可能な車両で、1999年に313系が登場するまでは、新快速運用が中心の花型車両であった。今では、普通列車が主体の運用となっているが、それでも、細々と新快速運用が残されているのは、デビュー当時を知っているだけに嬉しくなる。

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JR東海の現役最古参車両 211系0番台車を撮影する

さて、三岐鉄道三岐線の撮影及び乗車を終えた私は、近鉄富田駅から、近鉄名古屋線の急行電車に乗り換えて弥富へ移動した。

弥富は、近鉄名古屋線の駅から3分ほど歩いたところに、JRと名鉄の弥富駅がある。前日、Twitterを見ていたら、弥富駅近くに、関西本線の下り列車を順光で撮れる場所がある事を発見。東京へ帰る前に、DD51が牽引する貨物列車を撮影したことは、既に弊ブログでも取り上げているが、ここ弥富では、もう一つ、撮影しておきたい車両が有った。それは、211系0番台車である。

JR東海が所有する211系0番台車は、4両編成2本。今から32年前。1986年11月1日に実施された、国鉄最後のダイヤ改正で、東海道本線及び中央本線の快速列車増発用として製造された。当時は、西武鉄道の6000系が纏っているような青+白の帯であり、関東の211系とは、イメージが大きく異なる外観だった。青帯の211系は、私が中学三年生の時、修学旅行の為に京都へ向かう際に乗車した、東海道新幹線の車内から偶然にも目撃したが、青帯の211系は、当時のTOMO少年の目に、とても新鮮に見えた事は、今でもはっきりと覚えている。

あれから30年以上が経過。JR東海では、国鉄形車両の置き換えが進み、今では、この211系0番台車が、新幹線車両も含めても、現役最古参車両となってしまった。そして、国鉄を知る最後の車両とも言える。

211系0番台車、現在は、神領車両区に配属され、朝と夜のみ、関西本線の運用に就いている。まさに「余生を過ごす」と言う言葉が相応しい使われ方である。いつ313系に変わってしまっても不思議ではない状況だけに、DD51の貨物列車を撮影した後、211系0番台車が現れるまで、弥富で待つ事にした。

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弥富駅を発車。一路、桑名へ向かう211系0番台車K51編成。

この日、撮影出来た211系0番台車は、K51編成。「51」と言う編成番号からして、トップナンバーではないかと思いたくなるが、先頭車は、クモハ211-2。理由は解らないが、何故か、トップナンバーの方が、K52編成を名乗っている。

ちなみに、この列車は桑名行きと言う事で、すぐに折り返してくる。幸いなことに、名古屋方面へ戻る次の列車が、桑名から折り返してくるK51編成だったので、この編成で、名古屋へ戻る事にした。最後部車両である、クモハ211-2に乗車するが、車内はガラガラ。

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車内には、懐かしいシートが並ぶ。

空いていたボックス席に腰を下ろす。車内の座席は、懐かしいエンジ色の座席で、このシートはデビュー当時のまま。関東でも211系は、数を減らしたとは言え、まだまだ現役であり、乗車する機会もあるが、座席は変わっており、この色の座席は、本当に久しぶり。

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化粧板のネジの正体は・・・

そして、窓の下。化粧板には、複数のネジが・・・この車両が登場した頃は、4両編成のうち、タバコが吸えない禁煙車は1両しかなく、残り3両は、車内でタバコを吸う事が出来た。その為、この位置には灰皿が設置されていた。しかし、JRに移行した後、普通列車の全面禁煙化が実施され、灰皿が撤去された。こんな所にも、国鉄の匂いを感じる事が出来る。

国鉄時代を思い出しながら、私は名古屋駅へ。この車両が引退する時には、デビュー当時の青帯姿にしてくれたら・・・そんな事を考えながら、新幹線で東京へ向かった。

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311系の特別快速・新快速を撮影する

ゴールデンウィーク、5月4日のお話です。

名古屋遠征2日目。宿泊した東横イン名古屋桜通口新館からのスタートとなる。久々の名古屋泊まりなので、何かJR東海の在来線ネタを撮影出来ないか。前夜、就寝する前に、持参したパソコンを使って調べてみる。すると、朝8時台に、311系を使用した特別快速と新快速が運転されている事を発見した。

311系は、1989年、金山総合駅開業に合わせて、東海道本線の新快速電車用にデビューした車両。211系5000番台をベースに、120キロ運転対応、車内にカード式公衆電話を設置する等、当時としては画期的な車両だった。しかし、1999年に、313系がデビューすると、徐々に各駅停車の運用にシフトしていった。しかし、ダイヤ改正の都度、僅かではあるが、特別快速・新快速運用が残され、かつて、この車両が花形だった事を彷彿とさせている。

せっかく見つけた311系の特別快速・新快速運用。しかも、名古屋駅の発車時刻が8時14分、29分と、15分おきに続けてやって来るとなれば、これは撮りたくなる。そこで、まずは1本目、8時14分発の特別快速を、名古屋駅で撮影する事にした。この特別快速は、名古屋駅3番線からの発車なので、時間に合わせて2番線へ。ここで、まずは進入シーンを撮る事にした。

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名古屋駅3番線に到着する、311系の特別快速浜松行き5100F。

名古屋駅では、2018年3月17日のダイヤ改正より、2番線の使用を停止している。これは、現在建設中のリニア中央新幹線の工事によるもので、使用停止は約1年間を予定しているとのこと。その為、この特別快速は、3番線へ入線している。311系の背後には、工事用の重機が写っており、工事中である事がお解りいただけるかと思う。撮影条件は、決して良い場所ではないが、リニアの工事の記録も兼ねて、1発目は、ここで撮る事にした。

それにしても、リニア中央新幹線の工事が、ここまで具体化してきたとは・・・まだまだ先の事だと思っていたので、ちょっと驚いた。

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名古屋駅3番線に停車中の特別快速浜松行き5100F。

この後、私は1番線に停車していた各駅停車に乗り込み、熱田駅へ移動。ここで、後続の新快速を待つ事にした。熱田駅のホームには、既に先客が4人待機されていた。先客の皆様の邪魔にならない位置から、カメラを構える事に。

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熱田駅を通過する新快速浜松行き5312F。

待つ事およそ10分。311系8両編成による、新快速浜松行き5312Fが、熱田駅を颯爽と通過して行った。新快速としてデビューした車両だけに、やっぱり311系には新快速が良く似合う。久しぶりに、311系の新快速を見て、改めて、そう感じた。

この撮影を以て、この日の朝練は終了。本来の目的地である、三岐鉄道三岐線へ向けて移動を開始した。

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