カテゴリー「鉄道:秩父」の128件の記事

秩父鉄道 「わくわく鉄道フェスタ2023」会場へ行く その2

5月20日、秩父鉄道「わくわく鉄道フェスタ」会場での撮影記を続けます。

ボロボロの部品確保車両を撮影した私。この場所に立ち寄ったのは、運転席乗車体験用のディーゼル機関車を撮ることが目的だった。

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運転席乗車体験用のディーゼル機関車。

小学生以下限定で行われていた、ディーゼル機関車運転席乗車体験。広瀬川原車両基地では、この黄色い機関車と、もう1両、西武鉄道から譲り受けたD15形機関車の2両で、構内の入替を担当している。今回、D15形の姿を見ることは出来なかった。

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やや角度を変えてもう一度。

この車両を初めて見たのは、2018年のわくわく鉄道フェスタ会場でのことなのだが、どこで活躍していた車両なのか、協三工業製のスイッチャーであることぐらいしか解っていない。

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秩父鉄道 「わくわく鉄道フェスタ2023」会場へ行く その1

およそ3週間前。5月20日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年5月中旬に「わくわく鉄道フェスタ」と称したイベントを開催している。ここ数年、コロナ禍の影響を受け、開催地を三峰口駅構内にある「SL転車台公園」に移して開催されていたが、今年は、4年ぶりに広瀬川原車両基地での開催となった。久々の車両基地での開催。これは是非とも行っておきたい。

当日、私は、武蔵野線の新小平駅より、大宮行きの「むさしの号」に乗り込み大宮へ。そこから高崎線に乗り換え熊谷へ出て、熊谷駅を10時15分に発車する広瀬川原車両基地行き2本目の直通列車で、会場へ向かう予定であった。しかし、「むさしの号」乗車中に、先行列車が北朝霞~西浦和間で車両点検を行う事となり、大宮駅の到着が遅れ、当初予定していた高崎線の列車に乗り継げなくなってしまった。しかし、高崎線の車内で、秩父鉄道のデジタル版一日乗車券を購入しておいたことで、乗り換えもスムーズに進み、会場直通の臨時列車に乗り継ぐことが出来た。会場内は、Suica等のICカードでの精算が出来ないため、熊谷駅の秩父鉄道改札口前は、券売機に並ぶ人と記念乗車券を買う人の行列が出来ており、一日乗車券が無かったら、会場直通臨時列車には間に合わなかったと思う。

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熊谷駅に停車中の広瀬川原車両基地行き臨時列車。

この日2本目の広瀬川原車両基地行き臨時列車に充当されていたのは、東急電鉄8500系を譲受けた7000系のトップナンバー編成、7001Fだった。発車まで残り3分と言う状況で、3両編成のうち、先頭車両と2両目はほぼ満員状態。比較的空いていた最後尾車両に乗車。広瀬川原車両基地へ向かった。

列車は、僅か6分で広瀬川原車両基地に到着するが、降車用のタラップは、先頭車両と2両目の2か所のみに設置され、順番に降車となるため、私が乗車した最後尾車両の乗客が降車するまでには少々時間がかかる。結局、タラップを使用して会場内に足を踏み入れたのは、車両基地到着から10分ほど経過した頃であった。

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臨時精算口付近より留置中の車両を撮影。

タラップを降りて暫く進むと、臨時精算口があり、ここで乗客の乗車券を確認する。私は、デジタル版の一日乗車券を使用していたので、スマホの画面を見せて通過する。そして、通過後、人の流れが落ち着いたころを見計らって、留置中の車両を撮影する。後に、この場所が電車の撮影会場となるが、この時点では、7000系の7002Fと5000系の5003Fが留置中。7002Fは、熊谷駅発1本目の会場直通列車に使用されたのではないかと思われる。

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秩父鉄道 パレオエクスプレス「SLファーストラン」号を撮影する

4月1日の撮影記を続けます。

秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」の2023年度の運行が、4月1日より始まった。2023年は、「パレオエクスプレス」35周年の節目の年。4月1日は、「SLファーストラン号」として、特別ヘッドマークの掲出、日章旗を掲揚しての運転とのことで、これは、しっかり撮影しておきたい。

御花畑NO15踏切で、秩父鉄道線内を走る西武4000系の撮影を終えた私は、そのまま影森駅方向へ向けて徒歩で移動する。いくつか小さい踏切に立ち寄り、カメラを構えてみたものの、結局は、影森駅からも近い御花畑NO19踏切に落ち着き、先行列車を撮影しながら、パレオエクスプレスを待つことにした。

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6003Fによる急行「秩父路3号」

11時58分、初代急行型車両300形のリバイバルカラーを纏う、6003Fによる急行「秩父路3号」がやって来た。3月18日のダイヤ改正で、急行列車が増発され、再び三峰口まで乗り入れるようになったのは、何となく嬉しい。

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7503Fによる三峰口行き。

急行列車通過から約25分後。7503Fによる各駅停車三峰口行きがやって来た。この列車が、「パレオエクスプレス」通過前に来る最後の各駅停車で、秩父駅にて「パレオエクスプレス」を追い越すため、この列車を利用することで、列車利用でも「パレオエクスプレス」を2回撮影することが可能となる。この日、この各駅停車に充当されていたのは、7500系の7503F。ラグビーワールドカップ2019のラッピング電車となっているのだが、開催から既に4年。ラグビーワールドカップ開催をPRする目的は、既に果たしているので、今は、2019年にワールドカップを開催した証として走っているという事なのだろうか。

7503Fの三峰口行きが通過した後、いよいよパレオエクスプレスがやって来る。少しずつ近付いてくる汽笛の音。私も少しずつテンションが上がって来る。

そして・・・

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影森駅に進入する「SLパレオエクスプレス ファーストラン号」

12時30分、「SLパレオエクスプレス ファーストラン号」が近付いてきた。まずは、機関車が上り坂を上がり切ったあたりで撮影。

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近付いてきたところで、更に撮影。

更に接近してきたところで撮影。撮影時は気が付かなかったが、「FIRST RUN」のヘッドマークに、少し影が入ってしまった。良い感じの撮れたと思ったのだが・・・

撮影後、急いで影森駅へ。影森始発の上り列車に乗り込み、熊谷方面へ向かった。

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西武4000系 ダイヤ改正で誕生した秩父鉄道線内直通急行を撮影する

4月1日の撮影記です。

3月18日に実施されたダイヤ改正では、西武鉄道と秩父鉄道の直通運転に大きな動きがあった。休日の朝、飯能始発として2本運転されていた、秩父鉄道直通、長瀞・三峰口行きが、1本減らされ、その代わりに、横瀬始発の長瀞行きが1本設定された。つまり、三峰口行き直通電車は1本のみではあるが、長瀞行き直通電車は2本運転されることになり、長瀞方面と三峰口方面で直通列車の本数が異なることとなった。そして、長瀞行きに関しては、御花畑駅から先、秩父鉄道線内は秩父駅、皆野駅のみに停車する急行での運転になるとのこと。西武4000系にとっては、秩父鉄道線内限定とは言え、3年ぶりに優等列車運用が復活することになった。

4月1日、私は、西武4000系による秩父鉄道線内急行運転の様子を撮ろうと思い、秩父鉄道沿線へ向かった。まずは、急行長瀞行きを撮影することになるのだが、この列車は、後追いで撮らない限り、どこで撮影しても順光では撮れない。悩んだ末に、和銅黒谷駅で撮影することにした。私は、飯能からの直通列車に先行する形で秩父入り。御花畑駅9時44分発の羽生行きに乗り込み、和銅黒谷駅へ。約10分で和銅黒谷駅に到着するが、ここで下りの急行列車と交換するため、少々停車するという。

私は、ホームの羽生方先端で下り急行列車を待つことに。9時57分、ホームのない側線に急行列車が入って来た。

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和銅黒谷駅を通過する急行「秩父路1号」

ホームのない側線を通過する急行「秩父路1号」。この日、「秩父路1号」に充当されていたのは、6000系のトップナンバー、6001Fだった。少しでも季節感を出そうと思い、線路沿いのしだれ桜を入れて撮影してみた。

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和銅黒谷駅を発車する7002Fによる羽生行き。

急行列車の通過後、私がここまで乗車してきた羽生行きが発車。ご覧のように、この羽生行きに充当されていたのは、東急電鉄8500系を譲り受けた7000系の7002F。この編成の先頭車は、東急時代、中間車だった車両を先頭車に改造しており、独特の顔つきとなっている。長瀞トリックアートのヘッドマークを掲出しているが、予定では、3月末までの掲出となっていた筈だが、撮影日は4月1日。車両運用の都合で、掲出が続いていたのかもしれない。

この後、私はホームの中程に移動し、4000系による急行列車の通過を待つことに。

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和銅黒谷駅に進入する西武鉄道からの直通急行。

10時05分、飯能発の急行長瀞行き(西武線内は各停)がやって来た。この日、長瀞行きに充当されていたのは、4017F。Twitterの目撃情報を見てみると、種別幕は、御花畑駅から急行にするようで、4000系の優等列車を見られるのは、秩父鉄道線内に限られるようである。

ちなみに、ICカード導入キャンペーンで、急行料金が無料となっていた、秩父鉄道の急行「秩父路」は、4月1日から急行料金が復活しており、秩父鉄道線内には、急行料金が発生する急行列車と、西武4000系による急行料金不要の急行列車とが混在することとなった。

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秩父鉄道 開運特別ヘッドマーク掲出編成と快速「EL新春みつみね号」を撮影する

約3週間前、1月3日の撮影記です。

秩父鉄道は、毎年、元日から3日間、急行列車に使用される6000系電車に、「開運号」のヘッドマークを掲出し、一部の急行列車を、「開運号」として運転していた。これは、先代の急行用車両である3000系、更にその前の300系が現役だった頃から行われている恒例行事であり、私も、15年以上、「開運号」の撮影を兼ねて、秩父を訪れ、初詣も秩父神社へ行くようにしていた。しかし、2023年の正月は、今までと状況が変わってしまった。なんと、急行列車へのヘッドマークの掲出をやめて、通勤用車両2編成に、開運特別ヘッドマークを掲出するという。さらに、1月1日から3日までの3日間は、電気機関車が12系客車を牽引する、快速「EL新春みつみね」を、熊谷~三峰口間に1往復運転するという。日頃は、貨物列車を牽引している電気機関車が、客車列車の先頭に立つ姿は、どうしても撮っておきたい。

と言う訳で、急行列車としての開運号の運転はなくなってしまったが、三重単、開運特別ヘッドマーク、EL新春みつみね号の撮影に合わせて、初詣は、今年も秩父神社へ行くことにした。

1月3日、7時19分に西武秩父駅に到着した私は、そのまま連絡通路を歩き、秩父鉄道の御花畑駅へ。西武線の車内でスマートフォンを使用し、事前に秩父鉄道の1日乗車券は購入済みで。スマートフォンの画面を見せるだけで、御花畑駅の改札口を通過できるのは有り難い。私は、7時28分発の羽生行きに乗車し、まずは、お隣の秩父駅へ移動する。

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御花畑駅で遭遇した開運特別ヘッドマーク掲出編成。

入線してきたのは、ラッピング電車「秩父三社トレイン」として運行中の7505F。しかも、「開運」のヘッドマークが掲出されている。開運特別ヘッドマークを掲出しているのは全部で2編成だが、そのうちの1編成は、ラッピング電車への掲出だった。この日最初に乗車する秩父鉄道の列車が、いきなり開運号に当たるとは、これは新年早々幸先が良いかも。

列車は僅か2分で、秩父駅に到着。ここから先、更に大野原駅まで移動して、電気機関車の三重単を撮影したのは、2つ前の記事の通りである。

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秩父鉄道の貨物列車を撮影する 2023新春

2023年の撮り初め。1月3日の撮影記です。

私は、もう15年以上、秩父鉄道の急行「開運号」に合わせて、秩父神社へ初詣に出かけている。ここ数年は、3が日の間に出かけるようにしており、昨年は、1月3日に初詣に出かけていた。昨年より、秩父神社への初詣の前に、貨物列車の運転再開に合わせて運転される電気機関車の三重単を撮影するため、早朝に秩父入りをしている。Twitterで情報を確認すると、秩父駅構内には3両の電気機関車が年末から年始にかけて留置されているとのこと。今年も、この三重単を撮りたい。そう思っていた。

1月3日、自宅を5時20分頃に出発。久米川駅前のすき家で朝食を食べた後、所沢・飯能を経由し秩父へ。7時19分に西武秩父駅に到着した私は、そのまま秩父鉄道の御花畑駅へ。昨年は、御花畑駅で1日乗車券を購入していたが、秩父鉄道の1日乗車券は、スマートフォンで事前購入できることを知り、西武秩父へ向かう西武線の車内でスマホを操作して事前購入。御花畑駅では、スマートフォンの画面を見せるだけで通過できた。

7時30分、秩父駅に到着。車内から留置線を眺めてみると、3両の電気機関車を発見。一旦ホームに降りてみたのだが・・・

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秩父駅構内で新年を迎えた3両の電気機関車。

秩父駅構内に佇む3両の電気機関車。よく見ると、パンタグラフも上がっていない。もしかしたら、今日は、このまま動かないんじゃないだろうか。そんな事を考えてしまった。

私は、御花畑駅から乗車してきた上り列車を見送り、暫くの間、秩父駅のホーム上で様子を見ることにした。

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西武4000系 臨時夜行急行「奥武蔵51号」を撮影する

9月17日夜の撮影記です。

西武鉄道、秩父鉄道、日本旅行の三社共同企画として、西武鉄道4000系を使用したツアー列車、「臨時夜行急行奥武蔵51号」が運転された。かつて、全国で見られた、座席夜行列車を再現しようと言うもので、通常、西武4000系が入線しない豊島園駅等に入線する他、ヘッドマークも掲出されるという。

前の記事で触れているように、この日、昼間は、JR東日本の185系を使用した団臨を撮影していた。その撮影を日野で終えた私は、そのまま、中央線の上り電車に乗りこみ秋葉原へ。駅近くで開催されていた、鉄道模型の中古品のフェスタの会場を覗いた後、4000系の夜行列車の撮影に回る予定だった。

しかし、秋葉原への移動中、衝撃的な事実を知ることになる。それは、「奥武蔵51号」に使用される4000系が、既にヘッドマークを掲出し、池袋へ送り込まれているという事。てっきり送り込みも夜だと思っていたし、更にヘッドマークについても、東京都の広告条例を考慮し、「奥武蔵号」が埼玉県内に入ってから貼られると思っていた。それだけに、昼間から既にヘッドマーク劇出済みだと言う事については、本当に驚いた。

秋葉原のイベント会場を出た私は、山手線の内回り電車に乗りこみ池袋へ移動。18時45分頃に池袋駅に到着した私は、そのまま西武線の改札口を入場し。7番ホームへ。お目当ての4000系車両は。2019年4月に開業したオフィスビル「ダイヤゲート池袋」の真下に留置されていた。早速、7番ホームの飯能方先端より撮影を開始する。

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「奥武蔵」のヘッドマークを掲出した状態で、池袋駅に送り込まれ、留置線に留置中の4013F。

ツアー列車用として池袋に送り込まれたのは、4000系4013F。4000系を使用した秩父鉄道直通列車は、2020年3月のダイヤ改正で、池袋への乗り入れが廃止され、レストラン列車「52席の至福」以外の4000系が池袋まで入線するのは、本当に久々のこと。更に、この留置線に入ったことが、過去にあっただろうか。そんな事を考えながら撮影を続けた。

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池袋を発車した2000系各停との並び。

せっかく、池袋駅構内の留置線に入線しているので、本線を行き交う車両との並びも撮影することに。まずは、2000系を使用した各停との並びを撮影する。

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秩父鉄道三輪線を訪ねる

7月30日の撮影記を続けます。

「SLガリガリ君エクスプレス」を撮影するために、影森駅を訪れた私。SL列車の撮影を影森駅付近としたのは、影森駅から分岐する、秩父鉄道三輪(みのわ)線を訪ねるのが目的であった。

三輪線は、影森駅から分岐し、太平洋セメント三輪(みのわ)鉱業所までを結ぶ構外側線。鉱業所での製品製造終了などにより、発着する列車の本数は減少傾向で、平日と土曜日の午前中から昼過ぎにかけての運転が主体となっている。

実は、私自身、三輪線に関しては、殆ど訪れたことが無く、今回が二度目の訪問。しかも、一度目も今年5月7日の事であった。

という事で、まずは、5月7日に訪問した三輪線の様子から取り上げたいと思います。この日、私は、御花畑駅の駅前にあるラーメン店で昼食を食べていた。食事中に、下りの鉱石列車が御花畑駅を通過したことを確認。後続の下り列車に乗り込んで、以前から気になっていた三輪線を見に行くことにした。影森駅から歩くこと約10分。上り「パレオエクスプレス」の撮影地の一つとして知られている跨線橋に到着。この跨線橋上では、影森駅から上り勾配を上がって来る三輪線の鉱石列車を撮影することが出来る。私は、この跨線橋上で、三輪鉱業所から戻って来る鉱石列車を待つことにした。

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三輪鉱業所から出てきた7006列車。(2022年5月7日撮影)

跨線橋上で待つことおよそ20分。13時50分頃になるが、三輪鉱業所から鉱石列車がやって来た。この列車を牽引していたのは、緑色のデキ505。

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影森駅へ下り勾配を進んでいく鉱石列車。(2022年5月7日撮影)

振り向いて走り去る鉱石列車を撮影。影森駅付近まで続く勾配区間。これは、是非とも、上り勾配を上がって来る鉱石列車を撮っておきたいところ。次の鉱業所行きはあるのかと思っていたところ、ご近所にお住まいの方から、この列車が最終だと聞かされ、この日の撮影は、これで終了となってしまった。

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秩父鉄道 急行「ガリガリ君エクスプレス」と「SLガリガリ君エクスプレス」を撮影する

7月30日の撮影記です。

前の前の記事で触れているように、この日は、飯能駅で30000系ラッピング電車を撮影した後、秩父方面へ向かっていた。

飯能駅から特急列車に乗り込み西武秩父へ。更に、西武秩父駅から秩父鉄道の御花畑駅まで歩いた後、秩父鉄道の下り列車に乗車。向かった先は、お隣の影森駅である。12時18分、影森駅に到着した私は、およそ8分後に通過するSL列車を撮影するため、急いで駅の御花畑駅方にある踏切へ向かう。駅から3分ほどで踏切に到着。急いで撮影準備をしているとき、ふと駅の方を振り向いてみると、急行列車用の6000系電車の入替が行われていた。

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影森駅構内で入替を行っていた6000系6002F。

実は、私が影森駅に到着した際、6000系の回送列車が2番線に停車していた。これは、急行「秩父路3号」として三峰口へ向かった車両が、折り返してきたようで、この6002Fには、「急行おりひめ」のヘッドマークが掲出されていた。秩父鉄道は、7月7日から8月7日までの間、急行用車両1編成を「急行たなばた号」として運転しており、三峰口方先頭車に「急行ひこぼし」、羽生方先頭車に「急行おりひめ」のヘッドマークを掲出しているとのこと。そう言えば、以前も七夕のヘッドマークを撮っていたなあと、撮影しながら思い出していた。

6002Fを撮り終えてから2分後のこと。SL列車がやって来た。

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影森駅に進入する「SLガリガリ君エクスプレス」

1988年の運行開始から34年。ついに運行回数2900回を突破した、秩父鉄道のSL列車「パレオエクスプレス」。7月16日からは、夏の恒例企画、日本を代表するアイスキャンディー「ガリガリ君」と、秩父鉄道とのコラボレーション企画が展開されており、9月30日までのキャンペーン期間中、パレオエクスプレスを「SLガリガリ君エクスプレス」として6日間運行されることになっており、この日は、まさに、「ガリガリ君エクスプレス」としての運転だった。

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秩父鉄道 急行「さくら号」と「SL秩父錦号」を撮影する その2

引き続き、4月2日の撮影記です。

武川駅で電気機関車の撮影を終え、「SL秩父錦号」の撮影に備えて、下り列車で移動を開始する。秩父鉄道の午後の上り列車を順光で撮れる場所となると、波久礼駅ぐらいしか思い当たる場所がない。お天気も良いので、光線状態の良い場所で撮りたいと思い、波久礼駅を目指すことにした。

武川駅から普通列車で約20分。波久礼駅に到着。この時点で時刻は14時14分。「SL秩父錦号」の通過時刻まで、1時間15分ほど余裕がある。波久礼駅と言えば、これまでは、駅に隣接した駐車場付近から、駅のホームを入れて撮るだけだった。この日、下りの「SL秩父錦号」は、思ったよりも良い感じに撮れていた(あくまでも自分目線で)ので、上り列車に関しては、ちょっと冒険してみようという気分になっていた。波久礼駅から樋口駅方向に10分ほど歩いたところにあるカーブ区間が、割と有名。しかし、この場所は、車の通行量の多い国道に沿っていて、車と被る可能性がかなり高い。でも、ここは、冒険心が勝って、その場所を訪ねてみた。

早速、歩道からカメラを構えてみるが、行楽シーズンと言うこともあり、渋滞が発生。この場所では、ちょっと撮り難そう。この時、焼鳥「省松」さんのマスターに見せていただいた写真を思い出す。少々、波久礼駅寄りに戻ると、国道と線路と高低差が生じており、その場所ならば、列車は、4両程度なら入りそう。そして、大型車両さえ来なければ、車も交わせる。早速、その場所まで戻り、先行車両で試し撮りすることにした。

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7800系7802Fによる羽生行き普通列車。

14時54分、7800系による羽生行き普通列車がやって来た。東急8090系の中間車を先頭車に改造。利用客減少に合わせて、2両編成でのデビューとなった。私も何度か7800系に乗車したことがあるが、実際に乗車すると、確かに2両編成でも充分かな?と思う事も多々あるが、春の行楽シーズンと言うこともあり、この列車に関しては、立ち客も多く見られた。

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5000系5003Fによる羽生行き普通列車。

15時23分、5000系による羽生行き普通列車がやって来た。5000系は、東京都交通局、都営三田線で活躍していた6000形を譲り受けた車両。秩父鉄道には、1999年に入線しているので、入線して既に23年。都営三田線には、新型車両6500形がまもなくデビューする予定で、6000形を置き換えた6300形も、追い出される立場になる。

この5000系も、いつまで、その姿を見ることが出来るだろうか。

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