5月10日(火)の出来事。
今年からプロ野球の改革の一環で設けれれたセパ交流試合。文字通り、セリーグのチームとパリーグがチームが対決をする。実は、この日より、私の自宅から30分以内で行けると言う立地条件であるインボイス西武ドームで、西武ライオンズ×中日ドラゴンズの3連戦が開催されている。中日ドラゴンズファンの私としては、自宅から近い場所でもあるし、去年の日本シリーズの雪辱を晴らすためにも選手たちを激励したくなり、仕事帰りに、そのままインボイス西武ドームへと向かったのだ。
私がインボイス西武ドームに着いたのは19時20分近くのこと。早速、外野の自由席券(1600円)を購入し、3塁側へ入場する。既に外野の自由席は、大勢の中日ファンで埋め尽くされていた。よって立ち見。私も中日ファンの皆さんに混じって、選手たちへ声援を送った。
西武先発帆足、中日先発山本昌、どちらも好投で試合は投手戦。山本昌のワイルドピッチが残念だったが、外野席で見守っていても本当に白熱した投手戦といった感じだった。
試合は、9回裏。西武ライオンズ先頭打者のカブレラが、中日2番手ピッチャー、岡本から見事なサヨナラホームランを放ち、西武ファンにとってはたまらない劇的な幕切れであったが、中日ファンの私にとっては大変残念な結果であった。足早に西武球場前駅へと戻ることにした。
西武球場前駅に戻ると、駅の発車案内機に面白い列車を見つけた。
通常だと、21時16分発の清瀬行は設定されていない。また25分発も普段は西所沢行。交流試合で、普段の試合よりも観客が多いだろうと言う判断からか、とにかく、何が何でも所沢までは繋ごうと言う意図が読めるような列車設定であった。同行した友人も清瀬行が面白そうだと言うので、6番ホームへ移動した。
この清瀬行、車両は301F充当。乗務員室内の列車番号表示機によると8054列車だそうだ。タイミングが良かったのか、車内はまだガラガラ。先頭車両から3両目の位置まで行っていた為、発車してからも、この位置はガラガラだった。8054列車の車内から確認できたのは、21時11分頃に旧2000系による西武球場前行きが西武球場前駅に到着。折り返し、21時18分発の西武新宿行きになったことと、21時25分発のひばりヶ丘行は3000系による運転だったと言うこと。交流試合期間中は、このダイヤでの運転になるだろうから、なかなか面白い列車も走るかもしれない。機会があれば、野球臨の観察もしてみたいと思う。
このあと、我々は所沢で下車し、駅近くの居酒屋で一杯やって帰宅した。中日ファンとしては、試合に負けてしまったことは残念だったが、久々に球場で観戦し、応援団と共に中日ドラゴンズの応援歌を唄ったりして、気分的にはすっきりしたので、その後のお酒も清清しい気持ちで飲むことができた。交流試合、中日ドラゴンズは苦戦している。そろそろ会心の勝利と言うのを見てみたい。頑張れ!中日ドラゴンズ!
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